第21回都市農業シンポジウムが開催されます
令和7年1月18日(土)、日野市のひの煉瓦ホールにて第21回都市農業シンポジウムが開催されます。都市農業の推進に向けての重要なイベントであり、市内外の農業者が一堂に会し、育成事例や課題解決に向けたディスカッションを行います。
農業の新たな可能性を探る
近年、農業者たちは新しい経営手法を模索しており、特に日野市では令和4年度、5年度にかけて近隣市の農業者が次々と広域認定農業者として認められました。これにより、市内の農業者たちも市場出荷や農産物の加工、さらにはブランディングに注力し、付加価値の向上を目指しています。
また、シンポジウムのパネラーには「NPO法人めぐみ」の代表である山本徹氏が参加し、地域の農業と市民がどのように連携し合っているかを語ります。この団体は平成22年から市民主体での農業支援活動を行っており、農業者への野菜の運搬販売を通じて流通の課題に取り組んでいます。
地元の農産物を市民に届ける
都市農業において流通は重要な課題です。NPO法人めぐみの取り組みは、農業者にとっては販路の拡大、市民にとっては地元産の新鮮な農産物を購入する機会を提供しています。このような成功事例は、日野市の農業経営においても参考となるものです。消費者のニーズに合わせた加工品の開発や流通方法の改善を図ることは、今後の農業経営に必要不可欠です。
シンポジウムの詳細
シンポジウムでは、まず第4次日野市農業振興計画の概要が説明され、その後にパネルディスカッションが行われます。
日時: 令和7年1月18日(土)午後1時30分~3時30分
会場: ひの煉瓦ホール(市民会館)小ホール
参加パネラー:
- - 山本徹(NPO法人めぐみ 代表)
- - 澤井詳直(府中市広域認定農業者)
- - 菱山史郎(八王子市広域認定農業者)
コーディネーター:
参加方法
このシンポジウムは農業者、農業関係者、一般市民を対象にしており、地元の農業振興に関心のある方々にとって貴重な機会です。参加希望者は日野市の公式ホームページより申し込みが可能です。シンポジウムを通じて、日野の農業がどのように発展していくか、一緒に考えてみませんか?