滋賀のIT業界を導くヨシハラシステムズが2年連続選出、宅配クリーニング「せんたく便」の挑戦

滋賀のIT企業が目指す未来

滋賀県の彦根市で創業した株式会社ヨシハラシステムズが、地方創生メディア「Made In Local」が選出する「滋賀を代表する企業100選」に2年連続で名を連ねました。この企業は、宅配クリーニングサービス「せんたく便」の提供を通じて、地域の人々に便利な生活を提供し、業界全体のデジタル化を進めている先駆者を自負しています。

「せんたく便」の誕生

ヨシハラシステムズは1959年に創業以来、伝統的なクリーニング業からスタートしましたが、2008年には現代表取締役の吉原保が事業を引き継ぎ、ICTを活用したビジネスモデルに転換しました。この動きは、厳しい経営環境の中での転機となりました。

2009年には、初の宅配クリーニングサービス「せんたく便」を始め、業界初の試みを実現。ヤマト運輸株式会社との協業により、全国的なクリーニングサービスの展開も実現し、業界の先頭を走り続けています。

環境への配慮と地域貢献

ただサービスの拡充だけではなく、環境問題への取り組みも重要視しているヨシハラシステムズは、2024年に「せんたく便」がサービス開始から15周年を迎えるにあたって、革製品のメンテナンスやスニーカークリーニングなど新たなサービスも展開しています。業界内での環境負荷低減に向けて、使用する溶剤のリサイクルや、エコな洗剤の導入を行い、持続可能な企業としての役割を果たしています。

「滋賀を代表する企業100選」選出の理由

ヨシハラシステムズの選出理由は、クリーニング業に特化した専門技術とITでの革新にあります。特に、営業日を月に一度に限定しながらも高いユーザー満足度を得ている「せんたく便」は、日本最大程度の宅配クリーニングの比較サイトで1位に輝くなど、多くの顧客から評価されています。地域貢献に力を入れ、地球環境を考慮した持続可能なビジネスモデルを推進している点も評価されています。