アジア石油化学工業会議2025がバンコクで開催
アジアの石油化学業界における重要なイベント、
アジア石油化学工業会議(APIC)の2025年大会が、タイ・バンコクで開催されることが決定しました。この大会は、5月15日(木)から16日(金)までの2日間にわたり、Centara Grand at CentralWorldで行われます。参加登録はすでに開始しており、業界関係者やメディアの参加を予定しています。
APICの概要と歴史
APICは、1979年に東アジア石油化学産業会議(EAPIC)としてスタートしました。日本、韓国、台湾の業界団体の協力により設立され、その後マレーシア、タイ、シンガポール、インドが参加し、現在ではアジア全体の石油化学業界を代表するイベントとなっています。毎回1,500人以上が集まるこの会議は、情報交換やビジネスのネットワーキングの重要な場となっています。
2025年のテーマは「
Ensuring a Transformed World Prosperity」。脱炭素社会の実現や供給過剰問題など、各国が直面する課題を解決するための講演が予定されています。業界のトップリーダーたちによる貴重なスピーチも聞けるため、参加者にとっては非常に価値のある機会です。
参加登録について
APIC2025の参加登録は、
2025年3月11日(火)12時まで特設WEBサイトで受け付けています。宿泊を含む参加登録は早めに行うことをお勧めします。また、最終登録締切は
3月31日(月)12時です。参加費用は一人あたりUS$900で、業界団体を通じたメンバー価格となっております。
詳しい情報や参加登録については、
特設WEBサイトをご覧ください。
APIC2025の開催目的と参加メリット
この大会では、アジア各国の業界団体トップによるスピーチや専門家による講演が行われます。参加者は最新の業界動向について学び、他の業界関係者と意見交換を行う貴重なチャンスを得ることができます。特に、脱炭素対策やアジア圏における供給過剰の問題に対する取り組みが紹介される予定で、これからの時代における石油化学業界の方向性を探る良い機会となるでしょう。
前回大会の振り返り
前回のAPIC2024大会は韓国で開催され、日本から100名以上の参加者が駆けつけました。特にケミカル・マーケティングセミナーでは、現状の石油化学産業における課題や機会について詳しいプレゼンテーションが行われました。中国の供給過剰問題や、新たなエネルギーへのシフトに関する議論も活発でした。
APIC2025では、これらを背景にしたまた新たな挑戦や解決策を見つけるための知見が得られることでしょう。
さあ、多くの知識を得て、業界の未来を共に築くために、APIC2025に参加しましょう!