国際航業が提供する新機能でわずか10分の投資計算が実現

国際航業が導入する新機能の概要

国際航業株式会社（東京都新宿区）が、クラウド型太陽光・蓄電池の経済効果を迅速に計算するシミュレーター『エネがえるBiz』に、待望の新機能を追加することを発表しました。この新機能では、投資回収期間やROI（Return on Investment）といった重要な指標を、なんとわずか10分で計算できるようになります。これにより、メーカーや商社、施工店、EPC（Engineering, Procurement, and Construction）事業者が「迅速で信頼性のある提案書」を作成しやすくなり、営業活動の生産性が大幅に向上することが期待されています。

需要考察：導入者の懸念

カーボンニュートラルの達成を目指す中、非FITの自家消費型太陽光や蓄電システムの導入が進む現状において、国際航業の調査によれば、多くの需要層が導入に対して「投資回収ができるか」という懸念を抱いていることが明らかになりました。このような不安があるため、多くの企業が導入を躊躇しているのが現実です。従って、投資対効果を迅速かつ正確に示せる能力が、今後の営業戦略には欠かせない要素となるのです。

新機能の具体的魅力

1. 短時間でカスタマイズされた提案書を作成

利用者は、販売価格やメンテナンス費、電気代の上昇率などをExcelに入力するだけで、個別の需要家向けに最適化された長期収支計算書及びROI、投資回収期間を瞬時に生成できます。これにより、提案書作成にかかる従来の数日間を一気に短縮することが実現されます。

2. データの信頼性

本機能では、大手の産業用太陽光・蓄電池メーカーや商社が採用する信頼性の高いデータを基にして試算が行われ、営業担当者は安心して需要に提示できるデータを元にした提案書を持つことができます。

3. 営業効率の向上とリソース確保

従来は数時間かかっていた計算作業を劇的に短縮することで、営業チームの負担を減らし、施工技術者のリソースを他の業務に振り分けることが可能になるため、商談数や施工能力の最大化に貢献します。

機能の利用方法と費用

新機能の対象は産業用自家消費型太陽光や蓄電池であり、出力はExcel形式の診断レポートとして制作されます。導入にかかる初期費用は30万円、月額Lightプランは18万円（税別）となります。

『エネがえるBiz』とは？

『エネがえるBiz』は、誰もが簡単に太陽光や蓄電池を用いた経済効果の試算を行うためのクラウドサービスです。このシステムは、700社以上の企業に導入されており、業界内でのシェアもトップクラスです。企業や商社は自社ブランドでの展開も可能なAPIサービスを通じて、さらなるビジネスチャンスを見出すことができるでしょう。