筑波大学バスケットボール部向けキャリア支援パネルディスカッション
2025年1月25日、筑波大学のバスケットボール部を対象に、キャリア支援のパネルディスカッションが行われました。このイベントは、アルサーガパートナーズ株式会社が主催し、学生アスリートたちが自身のキャリアを考える良い機会として設けられました。アルサーガパートナーズからは、取締役の渡邉純平氏、シニアマネージャーの近江秀明氏、そして筑波大学の仲澤翔大特任助教が登壇しました。
学生時代の経験とキャリアの考え方
仕事の実態
パネルディスカッションは、参加した学生たちがリアルな社会の中での働き方やキャリア形成の重要性を知る場となりました。最初に、渡邉氏が自身の経験を通じて、華やかなプロジェクトの裏にある努力について語りました。特に、大手自動車メーカーとの共同プロジェクトの例を挙げ、コンサルタントがアイデアを実現するのは容易ではないことを強調しました。
「華やかに見える仕事も、実際には多くの業界の専門家と協力する必要があります。その中で、地道な努力が求められます」と渡邉氏は述べています。
近江氏も、自身の経験から、地道な努力が大きな成果につながることを伝えました。「コンサルティングの仕事は、現場での積み重ねがあってこその成果です」と語ります。
スポーツとキャリアの捉え方
仲澤氏は、学生時代に培ったスキルがどのように現在の仕事に活かされているのかについて語りました。特に、チームで成果を上げる大切さや、コミュニケーション能力の重要性を強調しました。「スポーツの経験は、社会に出たときに大きな武器になります」と仲澤氏は語りました。学生たちは、試合に向けた準備や努力がキャリアの構築にどのように関わっていくのかを理解し始めました。
パネルディスカッションの質疑応答
このディスカッションでは、実際に学生からの質問も受け付けました。例えば、「コンサルタントを目指すなら、他の業界で経験を積んでからのほうがいいのか?」という質問に対し、渡邉氏は「できるだけ早くコンサルティングの経験を積むことを推奨します」と答えました。
また、「好きなことを仕事にするべきか」という質問には、近江氏が「スポーツを通じて得たスキルは他の仕事にも活かせる。ぜひその視点で考えてみてほしい」とアドバイスしました。
結論と今後の展望
このようなキャリア支援の取り組みを通じて、アルサーガパートナーズは今後も筑波大学の学生たちの成長をサポートしていく方針です。若い世代が自らのキャリアを切り開くための機会を提供し、社会の変化に対応できる人材を育成することを目指します。文部科学省と共同で行うキャリア支援が、学生たちにとって価値ある経験となることでしょう。
今後もアルサーガパートナーズの活動から目が離せません。