東京23区の3階建て住宅に新たな耐震技術「HW5.0Σ」を導入
近年、都市部における3階建て住宅の需要が急増しています。その理由の一つは、限られた敷地で居住空間を最大限に活用したいというニーズが高まっているからです。このトレンドに応えるため、一建設株式会社が開発した自社技術「HW5.0Σ(エイチダブリュー5.0シグマ)」が2026年6月より東京23区で本格的に導入されることが決まりました。
「HW5.0Σ」の特長
「HW5.0Σ」は、耐震性能の向上と設計の自由度を両立させた耐力壁であり、木製筋交いを用いた壁倍率5.0を超える耐力壁としては初めて大臣認定を受けています。これにより、従来の耐力壁では難しかった小開口や壁体内収納、設備配管ルートの確保が可能となり、特に狭小住宅においても柔軟なプランニングが実現します。
高耐震性能の実現
「HW5.0Σ」は、一般的な筋交い壁とは異なり、特許を取得した中央金物の接合方法を採用しているため、筋かい材や柱への損傷を最小限に抑え、高い耐震性能を提供します。結果として、居住者の安全が確保されることに加え、耐震基準を超える安心感を提供します。
低コストかつ安定品質
使用する木製斜材は国産材のLVL規格品であり、これにより品質の安定化が実現されています。また、木材使用量を抑えることで高耐震化とコスト低減が図られています。これにより、経済的にも優れた選択肢となっています。
今後の展開
一建設では、2025年10月には東京都板橋区において3階建て分譲戸建住宅で「HW5.0Σ」を初めて公開し、その後実証・検証を進めていく予定です。また、複数の連携開発先と共に一般販売を行い、他の住宅事業者への普及を図ることも視野に入れています。自社技術のさらなる開発を通じて、安全かつ快適な住まいを多くの人々に提供することを目指しています。
一建設株式会社の概要
一建設株式会社は、1967年に設立され、東京都豊島区を本社とする企業です。おもに分譲戸建住宅を手掛けており、数多くの施工事例を有します。
公式サイトでは、分譲戸建住宅、マンション、注文住宅、リフォームなど、様々な情報が提供されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
今後の技術革新に期待が高まる中、「HW5.0Σ」は都市部における居住空間の最適化を図る重要な一手となるでしょう。