Y. & SONS 2025秋冬
2025-08-26 10:56:59

Y. & SONSの2025年秋冬シーズンが提案する新たなきものの可能性

Y. & SONSの2025年秋冬コレクションが待望の発表



株式会社やまとの展開する「Y. & SONS」が、2025年秋冬コレクションのシーズンビジュアルを発表しました。このブランドは、固定観念にとらわれない「きものテーラー」という独自のコンセプトで、現代社会におけるきものの新たな可能性を広げることを目指しています。これまでも革新と伝統を見事に融合させたアイテムで注目を集めており、今回のコレクションも期待を裏切ることがありません。

テーラーならではの新しい技術と素材の組み合わせ



今回のコレクションでは、特に“仕立て”に重きを置いた製品が展開されています。テーラーリングによって生じる生地の豊かな表情や、素材そのものの力を引き出す工夫が随所に見られます。使用される素材としては、片貝木綿や十日町紬、米沢織といった日本各地の伝統的な織物があり、これらを活かした新しいものづくりに挑戦しています。

まずは、片貝木綿。こちらは無地の反物が展開され、木綿の素朴な風合いを存分に楽しめるデザインとなっています。また、十日町紬では経絣の技法による独自の織物が、米沢織には立体的な表現が特徴的なシルクモールが使用されています。これにより、従来のきものとは一線を画したスタイリッシュで現代的な印象を与えています。

丹後のちりめんが贈る特別な一反



新たに加わった注目の素材として、京都・丹後からのちりめん生地があります。この生地は「網代」と「向鶴」という伝統的な紋意匠を用いており、すべての制作工程が一貫して丹後で行われる特別な反物です。撚糸から製織までこだわり抜いて仕上げられたこのちりめんは、しなやかさとともに凹凸のある独特な風合いが魅力です。

斬新な洗える羽織とコラボレーションアイテム



さらに、「THOMAS MASON」のシャツ生地を使った洗える羽織も新たな試みとして登場しています。新しい縫製糸としてシルク糸を使用し、洗濯による変化を楽しめる一着に仕上がりました。また、他ブランドとのコラボレーションも続行中で、各ブランドのテキスタイルを活かした羽織やパンツのセットアップに、さらにはアウターもラインアップされています。実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが揃います。

現代のライフスタイルに寄り添うアイテムたち



商品ラインナップでは、きものや羽織に加え、現代的なインナーとしてのタートルニットや、スタイリッシュな巾着やレザーバッグといった小物も展開されています。これにより、多様化するライフスタイルに寄り添った提案を行い、お客様に新しいコーディネートの楽しみを提供しています。

2025年秋冬コレクション概要



Y. & SONSの最新コレクションは、9月から11月にかけて続々と発売予定です。具体的には、片貝木綿と十日町紬が9月上旬、米沢織が10月下旬、丹後ちりめんが10月上旬。店舗は東京の神田、京都の新風館、そしてオンラインストアでも購入可能となっています。

新しい時代を反映したY. & SONSのきものは、今後のファッションシーンにおいても注目の的となることでしょう。ぜひその目で、素材やデザインの革新を体験してみてください。


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