冨永愛が金沢の押し寿司を体験！その魅力と歴史に迫る

冨永愛が体験した金沢の押し寿司

毎週水曜日の夜10時に放送される「冨永愛の伝統to未来」では、伝統文化の魅力を探求しています。1月22日の放送では、石川県金沢市のひがし茶屋街を訪れ、金沢ならではの伝統食「押し寿司」の魅力に迫ります。

押し寿司は、お米と具材を何層にも重ねた見た目が特徴。その美味しさは、一晩かけて重しをすることで、魚とすし飯の旨味が絶妙に調和するところにあります。また、空気を抜くことで保存性が高められるという工夫がなされています。

かつては家庭でよく作られていた金沢の押し寿司ですが、現代では核家族化の影響でその数も減少しています。そこで、2013年に周田まゆみさんが、金澤寿しという店をオープン。押し寿司の職人技を体験できるメニューも用意して、金沢の食文化を継承しようとしています。周田さんは、「金沢にはこんなお寿司があったのだと伝え、少しずつでも文化を残していけたらと願っています」と語ります。

押し寿司の歴史は、前田利家が加賀を治めていた時代にまでさかのぼります。当時、お祭りや豪華な食事が禁止されていた民衆は、すし飯の中に豪華な具材を隠すことで監視を突破していました。これが、押し寿司のミルフィーユ状の造りに繋がる理由です。さらに、押し寿司に使われる「紺のり」と呼ばれる青い海藻も、特有の文化に基づいた選択となっています。

この日のロケでは、冨永愛自身が押し寿司作りに挑戦しました。彼女は「うちはタッパーウェアを使って押し寿司を毎年作っています。誕生日やお正月に家族で楽しむのが恒例です」と明かします。

周田さんが提供する珍しい具材を取り入れ、冨永特製の押し寿司が次第に形になっていきます。その出来栄えに周田さんは驚きを隠せません。「進化した押し寿司」と称賛した冨永愛の作品、そのユニークな味わいはどんなものになるのでしょうか？

さらに、番組では人気声優及び俳優の朴路美さんが出演した舞台「平家物語―胡蝶の被斬」の新しい演出についても紹介します。この舞台は3月14日から新国立劇場中劇場で公演されるため、見逃せません。

「冨永愛の伝統to未来金沢の伝統食・押し寿司」は、BS日テレで1月22日（水）夜10時から放送予定です。番組公式SNSでは、ロケ中の冨永愛の貴重なオフショットも配信していますので、お楽しみに。