CASANEOのリブランディング
2025-05-09 11:54:43

リブランディングで新たな魅力を引き出すCASANEOの挑戦

ミルクレープ専門店「CASANEO」の進化



ミルクレープの元祖として知られる「CASANEO」が、リブランディングを通じて新たな魅力をいかに引き出したのか、その全貌を紹介します。1988年、麻布のレストランで誕生したこのブランドは、薄いクレープを20層重ねた、「ミルクレープはじまり」を今に受け継いでいます。この伝統を守りつつも、今回のリブランディングで新商品「ミルクリーム」を発表し、店舗デザインやブランドイメージの刷新にも挑戦しました。

リブランディングの背景



株式会社エイトブランディングデザインが担当したリブランディングでは、戦略からコンセプト、商品企画に至るまで、一貫したブランド構築を行いました。4月9日にリニューアルオープンしたCASANEO梅田阪急店の初日の売上は前年比2.3倍という驚異的な数字を記録し、多くの顧客に新たな魅力をアピールしています。

新たな商品「ミルクリーム」



新商品の「ミルクリーム」は、北海道産の純生クリームをたっぷり使用したデザートです。極薄のクレープと重ね合わせることで、アプローチの異なる新しい味わいを実現しました。特に、素材の良さを際立たせることで、他にはない独特の口どけを楽しむことができるのです。これにより、「CASANEO」は単なるミルクレープ専門店から、さらに一歩進んだスイーツブランドへと進化を遂げました。

CASANEOのこだわり



ミルクレープには、「はじまり」と名付けられた1988年のレシピに基づく4つのこだわりがあります。まず、薄さです。クレープは向こうが透けるほど薄く焼き上げ、食感にこだわっています。そして自家製のクリームは、その日の分だけを毎朝作り、新鮮さを保ちます。さらに、材料の長所を最大限に引き出す「重ね」技術や、最後に施すキャラメリゼによって、甘さを引き立てる仕上げも特長です。

ネーミングとコンセプト



ブランドネーミングの「CASANEO」は、「重ねる」を意味する「CASANE」と「新しさ」を意味する「NEO」との組み合わせです。この名称が示すように、CASANEOは伝統的な味わいを守りつつも、革新を追求しています。

新しいブランドコンセプト「BEYOND BORDER」は、時代を超えた味わいと新しい体験を提供する意思を表現しています。リブランディングの際には、ロゴデザインも大きく変わります。「C」と「O」を重ね合わせることによって、ミルクレープの特徴である「重なるクレープ」を視覚的に表現しています。

ブランドの統一感



CASANEOのコミュニケーションデザインは、店舗資材やWEBデザインにおいても統一感があります。ケーキ箱はサインとして重ねて使用できるように工夫され、さまざまな向きで楽しむことができる楽しいデザインです。明るいイエローと落ち着いたグレーのコントラストで、革新と伝統の融合を表現しています。

エイトブランディングデザインの取り組み



今回のリブランディングを手がけたエイトブランディングデザインは、代表の西澤明洋によって「ブランディングデザインで日本を元気にする」という理念のもと、幅広いジャンルでのデザイン活動を行っています。多くの受賞歴を誇り、今後も注目が集まる企業です。リブランディングによって新たな挑戦を続けるCASANEO。今後の展開にも期待が高まります。


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