ワコール「ピンクリボンキャンペーン2025」活動報告
株式会社ワコールは、乳がんの早期発見と治療の重要性を広めるための「ピンクリボン活動」に力を入れています。この活動の一環として、2025年度の「ピンクリボンキャンペーン」が行われ、全国約1,000店舗およびオンラインストアでのキャンペーンを通じて、総額2,870,810円という寄付金が集まりました。
ピンクリボンキャンペーンの内容
このキャンペーンは、2025年10月1日から31日までの期間に実施され、参加したお客様1人につき10円が、ピンクリボン活動団体に寄付される仕組みです。具体的には、店舗での採寸や試着、またはワコールウェブストアでの購入が対象となります。さらに、ワコール公式Xのリポストを通じて寄付が実施され、特に若い世代への乳がん検診の重要性をアピールしています。
活動報告によると、店舗でのフィッティングキャンペーンでは220,338件、オンラインストアでの購入件数は65,428件、リポストキャンペーンは1,315件あったとのこと。多くの人々の支援に感謝しながら、ワコールは乳がんに対する認知度向上に貢献しています。
寄付の使途
集まった寄付金は、ピンクリボン活動を推進する以下の団体へ分配されます:
- - 公益財団法人日本対がん協会
- - 認定NPO法人乳房健康研究会
- - 認定NPO法人J.POSH
これらの団体は、乳がんに関する知識の普及や、専門家向けの研修、奨学金制度などに利用されるほか、乳がん患者を支援する様々なプログラムにも充てられています。具体的には、日本対がん協会が提供する無料クーポンや、乳房健康研究会におけるピンクリボンアドバイザーの育成が挙げられます。
今後の取り組み
ワコールは今後も継続して「ピンクリボン活動」を展開していく意向を示しています。特に乳がんが日本人女性に多く見られることから、早期発見と検診の重要性を強調し、バストに関心を持つことが乳がん予防につながると伝えています。日々の生活の中で、乳がんについて考えるきっかけを提供することは、健康を守るための大切なステップです。
「ワコールは、バストにもっと寄り添い、自信を持てるスタイルを提案する企業であり続けることを目指しています。乳がんに対する理解を深め、支援活動を強化することで、一人ひとりが自分自身を大切にし、輝ける社会を実現したいと考えています。」とワコールの代表は語っています。
まとめ
「ピンクリボンキャンペーン2025」は、乳がんの早期発見を促進し、支援が必要な方々に寄付を行う重要な試みです。今後も、ワコールはその活動を通じて社会貢献を続けていくことでしょう。皆さんも、乳がんについて考え、行動する機会を大切にしてほしいと思います。