グローバルパワーとLiquidが連携し、外国人材採用を強化
株式会社グローバルパワーは、外国人材採用サイト「NINJA」を運営しており、この度株式会社Liquidが提供するeKYC(電子本人確認)サービス「GPASS」と連携を開始しました。この新しい取り組みは、特に日本における外国人雇用の透明性を高めることを目的としています。
外国人材採用の背景
日本の外国人材採用は年々増加していますが、同時に就労資格のない人材を採用し、不法就労を助長するリスクも高まっています。これに対処するため、出入国在留管理庁は不法就労助長罪という法律を制定しており、企業にも厳しい罰則が科せられる可能性があります。そのため、正確な本人確認が求められています。
NINJAにおけるGPASSの導入
「NINJA」では、外国人求職者が登録する際に、なりすましを防ぐためにGPASSを活用します。これにより、就業者の在留資格の有効性も同時に確認できるため、企業のリスクを大幅に低減することが可能です。
eKYCの必要性
このような背景を受けて、eKYCの導入が急務となっています。「NINJA」は、採用プロセスの入り口から企業のリスクを引き受け、信頼性の高い外国人材採用の実現を目指しています。特に、2027年には更なる法改正も予定されており、企業はより一層の注意が必要です。
ウェビナーでの詳細説明
具体的な内容や業務提携の詳細については、2025年5月28日に行われるウェビナーで説明される予定です。興味のある方はぜひウェビナーに参加し、最新情報をキャッチしてください。
NINJAとは
「NINJA」は、日本語ビジネスレベル以上の外国人材77%が登録する求人サイトとして設立されました。現在、163ヵ国の人が登録しており、特に企業からのスカウトを希望する48,000名以上が利用しています。外国人求職者が日本の就労環境で成功するための情報を提供し、転職活動をサポートしています。
GPASSの特長
Liquidが提供する「GPASS」は、外国人が自らの情報をスマートフォンで一元管理できるデジタルIDウォレットです。このサービスにより、外国人の方は在留カード情報や就学歴などの様々な情報を正確に整理し、必要に応じて提示することが可能になります。これにより、外国人労働者と企業の間のミスマッチを解消します。
今後の展望
グローバルパワーでは、NINJAの会員登録時の本人確認精度の向上や、在留資格の継続確認をさらに強化する方針です。これにより、外国人雇用の透明性と信頼性を確保し、より安心して外国人材を雇用できる環境を整えます。
企業情報
所在地: 東京都台東区台東1丁目10-6 サワビル5F
代表者: 竹内 幸一
設立: 2004年8月
Webサイト
所在地: 東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング35階
代表者: 長谷川 敬起
設立: 2018年12月
Webサイト