紀陽スタートアップデットファンドがアンドエル社に資金提供、健康支援を強化

紀陽スタートアップデットファンドがアンドエル社に投資

紀陽スタートアップデットファンドが、1号案件としてアンドエル株式会社（以下アンドエル社）に対する資金提供を実施しました。アンドエル社は、「人生を、ととのえる」というミッションを掲げ、健康を起点としたさまざまなサービスを展開しています。これにより、企業と個人の生活向上を図る姿勢に共感し、今回の投資となったわけです。

アンドエル社のサービス紹介

アンドエル社が提供する『アンドエルワーク』は、法人向けにオンライン診療や健康相談、さらに健康診断の分析やストレスチェック、産業医の紹介などを行うサービスです。これにより、企業は従業員の健康管理をワンストップで行うことができ、従業員自身も安心して働ける環境を整えることができます。

また、アンドエルキャリアという転職支援サービスも展開しており、スタートアップ特化型の支援を行っています。これにより、求職者は新しいスタートアップでの挑戦の機会を得られるのです。

投資実行の背景

今回の投資は、紀陽銀行が運営するスタートアップ支援拠点「Key Site」で行われるオンライン診療サービスの提供に結びついています。アンドエル社は、健康管理の重要性を認識し、企業や働く個人が快適に生活できるような環境づくりを目指しています。この理念に共感した紀陽スタートアップデットファンドは、アンドエル社のさらなる事業拡大を支援するために投資を決定しました。

アンドエル社の代表取締役古橋智史様も、支援に感謝の意を表し、いただいた資金を活用して関西エリアを中心にサービスを拡充していくと述べています。健康支援は現代において欠かせないものであり、その普及に力を入れていく所存です。

産業界における期待

SDFキャピタル株式会社の福田拓実代表取締役も、今回のデットファイナンスに対して高い期待を寄せています。『アンドエルワーク』が企業や個人に健康意識を広め、生産性向上に貢献することを望んでいます。また、今後もアンドエル社のような優れたスタートアップへの資金提供を進めていくとしています。

紀陽スタートアップデットファンドの概要

紀陽スタートアップデットファンドは、紀陽銀行、紀陽キャピタルマネジメント株式会社、そしてSDFキャピタルによる共同運営のファンドです。和歌山県及び大阪府に拠点を置くスタートアップに特化し、地域経済の成長を目指して投資を行っています。ファンドの総額は10億円に達し、地元スタートアップの成長を支援する枠組みをしっかりと構築しています。

今後も、このような取り組みが続くことで、スタートアップの成長を後押しし、地域経済に貢献することが期待されます。そして、アンドエル社の成長にも注目しつつ、より良い未来を共に築いていくことが求められる時代に入るのです。