上智大、最高位認定
2025-12-15 13:17:26

上智大学がD&I AWARD 2025で最高位の「ベストワークプレイス」認定

上智大学がD&I AWARD 2025で最高位の「ベストワークプレイス」に認定



東京都千代田区に位置する上智大学が、株式会社JobRainbowの実施する「D&I AWARD 2025」において、ダイバーシティスコア100点満点中90点を獲得しました。この結果、上智大学は「ベストワークプレイス」という認証ランクで最高位に認定されました。ここで注目すべきは、学校法人としてこの最高位認定を取得したのは本学が初めてであり、これにより上智大学の取り組みの重要性が一層際立ちます。

D&I AWARDとは


「D&I AWARD」はダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)の推進度を評価するもので、認定には日本国内外の水準においても高い基準が設けられています。最高位「ベストワークプレイス」に選ばれる背景には、D&Iの組織文化の醸成や、構成員が個々にD&I推進に寄与する姿勢が求められます。上智大学のようにその理念が組織の各側面に反映され、外部に良い影響を与えることが評価されるのです。

上智大学におけるダイバーシティの推進


上智大学では、2025年8月に「DEI&B(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)推進宣言」を発表し、「他者のために、他者とともに」という教育理念を元に、多様な価値観を尊重する社会の実現を目指しています。現在、外国籍学生の出身国・地域は95に及び、多様なバックグラウンドを持った学生と教職員が共に学ぶ環境が構築されています。この中で、全員が「ここに自分の居場所がある」と感じられるような教育研究環境を作るため、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室を中心に、全学的な取り組みが行われています。

具体的な取り組みとしては、『上智大学DEI&Bハンドブック』の発行や、学長を含む執行部への研修、教職員向けワークショップの実施などが継続しています。また、講演会や全学イベントである「ソフィア・ダイバーシティ・ウィーク」、学生と教職員が意見交換できる「ダイサストーク」などを開催し、対話の場を増やしています。

これからも、上智大学はこれらの活動を通じてキャンパス内における多様性の尊重を推進し、新たな価値を創出する場所であり続けることを目指します。これにより、ダイバーシティを生かした革新的な教育環境が育まれ、多様な個々の能力が発揮される社会の実現に寄与するでしょう。上智大学の今後の活躍に期待が高まります。


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