Pacvue、Amazon DSP広告の全機能を提供開始
業界をリードするコマース促進プラットフォームであるPacvueは、北米以外の市場でもAmazon DSP(デマンドサイドプラットフォーム)広告の全機能を利用できるようになったことを発表しました。これにより、日本を含むAPAC、EMEA、LATAM地域における16ヵ国の企業は、Amazonや他のメディアでの広告キャンペーンの最適化を一層強化することが可能になります。
Pacvueのプレジデント兼共同創設者であるメリッサ・バーディック氏は、「世界中のブランドがAmazon DSPツールへのアクセスを強く求めており、私たちはその機能を解放する先駆けとなったことを嬉しく思います」と述べています。彼女によると、これにより地域の広告主は多様な広告形式やオーディエンスにリーチし、更なる成長機会が生まれるとのことです。
新たな機能と利点
以前は、北米以外のPacvueの顧客はレポート機能の使用に限られていましたが、今後はPacvueプラットフォームを通じて直接Amazon DSPを利用し、プログラマティックに多様なオーディエンスにアプローチできるようになります。その具体的な機能としては、キャンペーンの作成・管理、予算の設定、自動入札、デイパーティングの管理などが含まれます。
Pacvueが発表した新機能の中には、以下のものが含まれています。
- - Sponsored AdsとDSPの統合ダッシュボード:広告の効果を一目で把握
- - AMCオーディエンス作成機能:データ分析から実行へのスムーズな連携
- - 自動化ツール:デイパーティングやDSP AIによる精密な最適化
- - 予算管理の自動化:手動監視なしでの経費統制
- - 高度なレポート機能:Pacvueの技術とAmazonデータによる詳しい分析
利用できる地域
新たにAmazon DSP管理ツールが利用可能となった地域は以下の通りです:
- - 北米:アメリカ、カナダ、メキシコ
- - APAC:日本、オーストラリア、インド、シンガポール
- - EMEA:ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、オランダ、ポーランド、スウェーデン、トルコ、イギリス、サウジアラビア、UAE
- - LATAM:ブラジル
また、Pacvueは公式にAmazon DSPのリセラーとしての役割も担うこととなり、企業に対して比類のないアクセスを提供し、デジタル広告の影響を最大化するためのサポートを行います。
Pacvueについて
Pacvueは、小売メディアとコマース管理の革新的なプラットフォームを提供する企業で、ブランドの収益性や市場シェアの向上を目指しています。同社は、Amazon、Walmart、Target、Instacartを含む多数の小売企業と協力し、70,000以上のブランドや代理店を支援しています。詳細は公式サイト(www.pacvue.com)をご確認ください。
この新たな展開が、広告業界にどのような影響を与えるか注目が集まります。今後のPacvueの動向にもぜひご注目ください。