高卒新入社員定着支援「ROOKIE’S CLUB」2025年度プログラム開始

2025年度「ROOKIE’S CLUB」開講

2025年度に向けた高卒新入社員のサポートプログラム「ROOKIE’S CLUB（ルーキーズクラブ）」が、4月より全国9会場でスタートします。教育や定着支援を行うこのプログラムは、特に仙台、東京、大阪、名古屋、広島、福岡、静岡、岡山、熊本を含む多くの地域で高卒新卒の成長を強力に支援します。この取り組みは、100社以上の企業の新卒研修をサポートすることを目的としています。

背景と現状

近年、企業は新卒の社員定着率を向上させることに苦心しています。厚生労働省の統計によると、新卒者の38.4%が入社3年以内に離職してしまうという現実があります。特に、高卒の新入社員は1年未満での離職率が17.4%に達し、大学卒の10.9%と比べても高い割合となっています。これを踏まえ、ジンジブでは「ROOKIE’S CLUB」を通じて、若手社員が直面する様々な悩みを共有し、共に成長する場を設けています。

プログラム中のグループ交流やワークショップに参加した高卒社員の79%は、来年の後輩にこのプログラムを勧めたいと答えています。彼らの声には「同じ境遇の仲間と悩みを共有できて心強い」「職場から離れてリフレッシュできる」といった意見が多く寄せられています。

ROOKIE’S CLUBの特徴

ルーキーズクラブは、毎月開催される少人数制の合同研修で、高卒の新社会人を対象にしています。社会人としての基礎力を育成し、同期と共に成長を目指すのが目的です。研修では、参加者が自ら学ぶ楽しさを実感できるよう工夫がされています。

研修には、元教師やキャリアコンサルタント資格を持つファシリテーターが参加。彼らのサポートを通じて、新入社員は客観的な視点で自分を見つめ直すことができ、心構えと基礎スキルを身につけます。このように、受講者同士の交流は新しい視点を提供し、学びに繋がります。

定着支援の重要性

ジンジブがROOKIE’S CLUBを実施する背景には、高卒新入社員の定着と成長を促進する必要性があります。入社後も不安や悩みを抱える新社会人たちが安心して働ける環境を整えることで、長く活躍できる人材が育成されると考えます。それが企業の発展にも、そして社会全体にも繋がっていくのです。

成長を支える充実したフォロー体制

コースには、受講生の進捗やメンタルヘルスをサポートするためのフォロー体制が整っています。定期的に進捗レポートを企業に送付し、現場の教育者がよりよい指導を行えるよう情報を提供します。他社との交流を通じ、様々な業界で働く仲間たちとのつながりを作ることで、参加者は心理的に安心できる環境を手に入れることができます。