Aqua Timez 20周年特集
2025-08-24 08:36:18

Aqua Timez 太志が20周年を機に詩写真集『同じ窓から見た違う月』を発表

Aqua Timez 太志が語る20周年と新作詩写真集の思い



Aqua Timezのボーカリスト、太志が、詩写真集『同じ窓から見た違う月』の発売記念お渡し会を東京都内で行い、デビュー20周年を迎えた心境を語りました。新作の写真集は、著名写真家の川島小鳥による美しい写真とともに、太志が日々感じている思いや日常を表現した一冊です。

詩写真集『同じ窓から見た違う月』は、太志にとって『ひなたにユメを散らかして』以来約15年ぶりに発表する詩集でもあります。この新作について、太志は「感覚としては2冊目というより、1冊目の気持ちです」と語り、表現に対して新たな挑戦をしたことを明かしています。「川島小鳥の写真があったからこそ生まれた詩もあり、その写真に触発されることで言葉が生まれた」ともコメントし、彼の創作プロセスが写真と深く結びついていることを示しました。

写真のスタイルについても言及がありました。太志は、SNSでの加工写真が主流となっている中、川島の「写真そのものの強さ」に強く惹かれたと語り、特にビニール傘がかかったフェンスの写真に対して書いた詩が父親についてのものであったことが印象的でした。「自分が父親について詩を書くとは思わなかった」と振り返り、川島の作品のおかげで自分らしさを詩として表現できた喜びを語りました。

そして、詩集のタイトル『同じ窓から見た違う月』には深い意味が込められています。太志は、「月は一つの存在ですが、受け取り方は一人ひとり異なる。そのズレが孤独であり、個性だと思う」とし、自身の音楽活動を通じて感じてきた孤独感や共感できるファンとのつながりについても語りました。

Aqua Timezは、2025年にデビュー20周年を迎え、その年の3月から8月にかけて全国ツアー「Aqua Timez Re:visit tour 2025」を開催予定です。旅の途中で、ファンの姿を見かけるたびに感慨深く思いを馳せるとも語り、ファンからの手紙を大切にしていることも明かしました。「手間をかけて自分の気持ちを書いてくれるファンがいることが、本当に嬉しい」と太志は感謝の意を示しました。

詩写真集『同じ窓から見た違う月』は今後も重版が決定し、さらには関西での交歓会も予定されています。太志にとって、この詩写真集の発売はAqua Timez再結成のチャンスでもあり、多くのファン、特に過去に解散によって悲しい思いをした人々にとっても意味のあるものだと感じていると語りました。

そして彼は、特別な20周年記念ライブ「Aqua Timez 20th Thanksgiving Live『空いっぱいに奏でる祈り』」を8月30日、31日に東京ガーデンシアターで開催する予定です。12月には活動終了前最後のワンマンライブも控えており、ファンとのつながりを再確認できる機会にしたいと語る太志の思いが伝わります。

最後に、詩写真集の発売を楽しみにしているファンに向けて太志は「今回の作品は特別な意味がある。解散したファンの皆さんにも、何かしら喜んでもらえるよう願っています」と締めくくりました。詩と音楽のつながりを感じさせる一冊、ぜひ手に取ってみてください。


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