バス格納表効率化
2026-07-17 14:47:17

量子計算と古典計算でバス格納表作成業務の効率化を実現するQuanmaticの新プロジェクト

Quanmaticが推進するバス格納表の自動化プロジェクト



株式会社Quanmaticが、京王電鉄が実施する「京王オープンイノベーションプログラムJISOU」に新たに採択されました。このプログラムを通じて、Quanmaticは西東京バス株式会社と提携し、バスの車両配置を最適化する技術の実用性を検証する実証実験(PoC)を2026年7月に開始します。

バス事業の現状と課題


バスの運営では、日々のダイヤや車両の状態に応じた車両配置の決定は非常に重要な業務であり、特に限られた車庫スペースを効率的に利用するために、格納表の作成には数時間から半日を要することがあります。また、EV車両が増加する中での充電設備の配置制約や、緊急対応など、特別な事情も考慮しなければならないため、現場担当者の負担が大きいのが現状です。

この状況を改善するため、Quanmaticはバスグループのニーズに応えるべく、自動生成アルゴリズムの開発に取り組むことになりました。

仕様の概要


本プロジェクトでは、Quanmaticが西東京バスの3つの営業所(楢原、恩方、五日市)を対象に、最適なバス格納表を自動生成するシステムを構築します。これにより、現場担当者が日々の運用を通じて培った知識を活かしつつ、業務を定型化していく方針です。

特に、各営業所の実情や日々の変化に対応できる柔軟性の高いツールとして設計し、バスの台数変更や設備配置の変更が発生した際にも適応できるようにします。

PoC概要(2026年7月~9月)


実証実験では、営業所ごとの運用ルールや制約条件を整理し、アルゴリズムの基礎を構築する作業が行われます。作成されたバス格納表については、所要時間や配置の妥当性、現場運用との適合性をチェックし、実運用への導入可能性を評価します。

今後の展望(2026年10月以降)


PoCの結果により実用性が確認されれば、実運用でのツール開発に移行し、自動生成されるWebアプリケーションの実装に進む予定です。さらに、京王グループ内外のバス会社への横展開も考えられています。

Quanmaticについて


株式会社Quanmaticは、量子計算と古典計算を融合させた高度なアルゴリズムを用いて企業の複雑なビジネス課題を解決するスタートアップです。早稲田大学の戸川望教授の研究成果を基にした技術を持ち、高い拡張性を持つソフトウェアを通じて、量子技術を産業に実装することを目指しています。

今後、Quanmaticの取り組みがどのように進展し、バス運営の効率化に寄与するのか、期待が高まります。


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