厚岸ウイスキーが大阪・関西万博で提供される意義と魅力
北海道・厚岸町に本社を置く堅展実業株式会社厚岸蒸溜所は、国内外の重要な政府関係者を迎える大阪・関西万博の午餐会で、自社のウイスキーを提供するに至りました。この機会に、厚岸ウイスキーを通じて北の大地の魅力を世界に発信することが期待されています。
ウイスキーは、2023年の大阪・関西万博にて日本洋酒酒造組合に加盟する国内10社が製造した「ジャパニーズウイスキー」が披露される中、厚岸蒸溜所の代表的な製品である二十四節気シリーズから「立春」と「小暑」、さらにエゾヤマザクラをラベルに冠した「カリンパニ」の3種が選ばれました。これにより、厚岸蒸溜所の品質が高く評価されることとなり、ウイスキー造成に対する情熱が証明されました。
当協会が定める基準を満たす厚岸ウイスキーは、スコットランドのアイラモルトを尊重しつつ、自然環境を活かした製法に基づいて製造されています。特に、厚岸の大地は潮風の薫りと柑橘系の優しい香りが特徴的で、スモーキーかつピーティーな風味が、まさにこの地域らしさを醸し出しています。
代表取締役の樋田恵一氏は「一切の妥協なし」を理念に掲げ、2016年に北海道82年ぶりとなるウイスキー蒸溜所としての製造を開始しました。厳選されたバーボン樽、シェリー樽、赤ワイン樽、そして北海道産のミズナラ樽に詰め込まれた原酒は、豊かな自然環境の中でじっくりと熟成されます。このプロセスによって、予感される新しい味わいが楽しめるのです。
特に、厚岸の潮風によって生まれるユニークな旨味と香りは、他のウイスキーとは一線を画するものがあります。この独特の風味が、ウイスキー愛好者だけでなく、広く一般の方々にも楽しんでいただけることでしょう。
また、厚岸蒸溜所は、過去に様々な賞を受賞しており、特に2024年の「ワールド・ウイスキー・アワード」においては「厚岸カムイウイスキー®レプンカムイ」が金賞を受賞しています。このような国際的な評価を受けられることは、海外でのブランド認知度を高める良い機会となっております。
最後に、厚岸ウイスキーが提供される大阪・関西万博の午餐会は、多くの来場者にその魅力を伝え、さらなる興味を持ってもらう契機となればと願っています。今後も厚岸の素晴らしいウイスキーを楽しみながら、その魅力を味わってみてください。
関心のある方はぜひ、堅展実業株式会社厚岸蒸溜所の公式HPをご覧いただき、最新情報をチェックしてみてください。お問合せは0120-66-1650までどうぞ。