セレストロンの最新スマート望遠鏡 "Origin Mark II"
2025年11月19日、世界有数の光学機器メーカーであるセレストロン(Celestron)から、革新的なスマート望遠鏡「Origin Mark II Intelligent Home Observatory」が発売されます。この製品を日本市場に提供するのは、株式会社アーキサイトです。基盤となるテクノロジーにより、深宇宙の神秘を身近に感じることができます。
スマート望遠鏡の進化
Origin Mark IIは、特に星空観測初心者にも配慮した設計が施されています。独自のStarSenseテクノロジーを搭載しており、電源を入れてスマートフォンやタブレットのアプリを操作するだけで、簡単にセットアップが完了します。この簡潔なプロセスにより、時間を無駄にすることなく、すぐに星空探索を楽しむことができます。
天体観測を革命する高性能
この望遠鏡は152mm RASA(Rowe-Ackermann Schmidt Astro-graph)光学系が採用されており、高解像度と敏感な映像体験を提供します。新型CMOSセンサーが搭載されており、細部まで鮮やかに天体の姿を捉えることができます。淡い星雲や星団、銀河の観測においても、その能力を最大限発揮し、素晴らしい天体画像を提供します。
Celestron Originアプリの利便性
Origin Mark IIは、Celestron Originアプリと連動して動作します。このアプリは、天体観測のための簡単なユーザインターフェースを備えており、システムの制御から撮影、画像のスタッキングまで、一貫した体験を提供します。このアプリは、SkySafariで知られるSimulation Curriculum社とのコラボレーションによって開発されたことで、ユーザーフレンドリーな設計が実現しています。
具体的な製品仕様
- - 光学系: Rowe-Ackermann Schmidt Astro-graph(RASA)
- - 口径: 152mm
- - 焦点距離: 335mm
- - 口径比: F2.2
- - センサー: Sony IMX678-AAQR1、カラー、裏面照射型
- - 視野: 1.32°×0.75°
- - 電源: 内蔵LiFePO4、96Wh
- - サイズ: 660×610×1220mm
- - 重量: 18.9Kg
これらの仕様は、堅牢な性能を保持しつつ、持ち運びやすさを追求しています。アーキサイトは、これにより多くの天体ファンを魅了することでしょう。
セレストロンの背景
セレストロンは1960年にハリウッドで設立されて以来、天体機器業界の最前線で活躍してきました。シュミットカセグレン式望遠鏡の量産化を実現し、その技術を多くの観測者に届けてきました。
その豊富な経験と革新技術が、今回のOrigin Mark IIにもしっかりと反映されています。
アーキサイトについて
アーキサイトは、国内外の様々なメーカーのITハードウェアを扱っており、スマートフォンやタブレット向けの周辺機器に特化しています。ACRISS(アーキス)やMOBO(モボ)といった自社ブランドを展開し、人々の生活を支える便利な製品を提供しています。
公式WebサイトやYouTubeチャンネルでは、最新情報も発信中です。
まとめ
セレストロンの「Origin Mark II Intelligent Home Observatory」は、天体観測の楽しさを新たな高みへ引き上げてくれるツールの一つです。AI技術を駆使した使いやすさと高性能が組み合わさって、これまで以上に宇宙が手の届くものとなります。
天体観測の新時代がすぐそこに迫っています。