プロスキーヤー小野塚彩那さんと安永愛香理事長が語る子育てと挑戦の実現
東京都渋谷区に本社を置く社会福祉法人どろんこ会グループが、託児施設とアスリートの人生が交差する素晴らしい対談動画を公開しました。ある意味、異なる世界にいるかのように見えるプロスキーヤー小野塚彩那さんと、保育園経営者の安永愛香さん。二人の出会いは、新潟県南魚沼市の「南魚沼どろんこ保育園」が舞台です。
小野塚彩那の挑戦
小野塚彩那さんは、2014年にソチオリンピックで銅メダルを獲得したスキー・フリースタイルのアスリートであり、2017年の世界選手権では金メダルを手にしました。彼女は現在もフリーライドスキーへの挑戦や各種活動に積極的に取り組み、気候変動にも関心を持っています。母としても、育児と自分のキャリアの両立に奮闘し、自らの葛藤と挑戦を描いたドキュメンタリームービー『MOMENTAL』を最近公開したばかりです。
安永愛香の情熱
一方で、安永愛香さんは、大学卒業途中に長男を出産し、その後保育のあり方に疑問を感じ、1998年には自身の保育室を開設。2014年には障害児と健常児が共に生活する新たな保育所の運営にも踏み切りました。彼女のビジョンは、すべての人が生きる力を持つ社会を目指すこと。全国で約180箇所の保育・支援を展開し、日本の保育の新たな道を切り拓いています。
子育てと協力の拠点
南魚沼どろんこ保育園は、地域の特性を活かして、保育と農業が密接に結びついたユニークな場です。給食で使う米は自給自足され、子どもたちは田植えや稲刈りの体験を通じて、自然と共生する喜びを学びます。小野塚さんも「預けるならここしかない」と保育園を選んだ理由に、この理念に深く共感したことを挙げています。彼女は、母親としての気持ちを大切にし、子供にも自分の活動を見せることで、希望を与えています。
対談の内容
二人の対談は、仕事と子育ての両立についての率直な意見交換となりました。「メダルを獲得した後も挑戦し続ける原動力はどこから来るのか?」と、小野塚さんの挑戦を掘り下げる質問や、育児と保育業務のバランスをどう取っているかについても深い対話が交わされました。対話の中で語られる彼女たちの言葉には、現代の子育てやキャリアの悩みを抱える多くの女性たちを勇気づけるメッセージが込められています。
最後に
小野塚彩那さんの姿を捉えたドキュメンタリー映画『MOMENTAL』も、ぜひご覧ください。母親としての彼女の挑戦や情熱、保育士としての安永愛香さんとの対談を通じて、新たな視点を得ることができるでしょう。動画や詳細は、どろんこ会の公式サイトやYouTubeチャンネルでご確認ください。