新しい防音室の提案
2025-04-18 13:38:27

新たな防音室の可能性を拓く、吸音性能を備えた断熱材の登場

防音室の新時代が到来!



大建工業株式会社が、新たな断熱材『断熱吸音ウールR』と『断熱吸音ウールB』を6月23日に発表しました。この新製品は、住宅に必要な断熱性能と防音性能を兼ね備えた初めての製品として、業界に新たな旋風を巻き起こすことでしょう。これまでの製品開発経験を生かした本製品により、防音室の設計において部屋の有効空間を最大限に確保することが可能になりました。

背景と市場ニーズ



大建工業は1982年から音響事業を展開し、ホームシアターや楽器演奏、在宅勤務など多様な用途に応じた防音室の設計を手掛けてきました。しかし、木造住宅での防音室設置では、従来の断熱材と吸音材を別々に使用する必要があり、結果的に壁厚や床高が増し、居住空間が狭くなっていました。

さらに、2022年に改正建築物省エネ法が施行され、2025年4月以降に着工する建物には省エネ基準の適合が義務化されることになり、省エネ性能を高めるニーズが急増しています。この状況を踏まえ、大建工業は断熱と吸音の両方の性能を兼ね備えた新製品を開発しました。

新製品の特長



『断熱吸音ウールR』と『断熱吸音ウールB』は、それぞれ壁・天井用と床用の断熱材であり、次のような特長を持っています。

1. 同時施工が可能 – 従来のように別々に施工する必要がなく、断熱性と吸音性を同時に確保。これにより、広い空間を維持しながら省施工を実現。

2. 耐火性能が高い – 様々な構造や外装材との組み合わせで国土交通大臣認定を取得しており、防耐火構造が求められる地域でも安心して使用できます。

3. 省エネ基準への適合 – 断熱性能については、各地域の省エネ基準にしっかり対応した仕様となっています。特に『断熱吸音ウールR』は2.7㎡・K/W、『断熱吸音ウールB』は2.4㎡・K/Wの熱抵抗値を持ち、国土交通省の基準を満たしております。

実際の使用に向けた提案



これらの製品を使うことで快適なDAIKEN防音室の提案が現実のものとなります。音響の測定から設計、施工に至るまで、大建工業のプロフェッショナルが携わります。特に、防音室を必要とする家庭や事務所、スタジオでの活用が期待されます。

価格と販売目標



『断熱吸音ウールR』は税抜58,800円/梱、『断熱吸音ウールB』は税抜35,700円/梱となっており、年間で5,000万円の売上を目指しています。これにより、多くの方々に快適な音響空間を提供できることを目指しています。

お問い合わせ先



新製品に関する情報や、防音相談については大建工業のお客様センター(0120-787-505)または東京の音響製品部サウンドセンター(03-6271-7785)までお問い合わせください。あたなの音のある生活を、一歩進めるお手伝いをさせていただきます。


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