認知症啓発「ふぁみコネ」
2025-09-18 15:01:52

家族みんなで認知症を学ぼう!新しい啓発プロジェクト「ふぁみコネ」について

何をしているのか?「ふぁみコネ」の全貌



EPNextS(東京都新宿区)が新たに始めた認知症予防啓発のプロジェクト「家族で学ぶ認知症 “ふぁみコネ”」は、認知症についての理解を深めるためのユニークな取り組みです。2025年の開始を予定しており、特にシニア世代の親を持つ家族に寄り添い、情報の普及を目指しています。実際、今後の高齢化が進む中で、認知症の事例は増加する一方です。それを受けて、「ふぁみコネ」では、家族が日常生活の中で簡単に認知症について学び、気づきを得る手助けをします。

楽しみながら学べるコンテンツ



「ふぁみコネ」では、YouTubeチャンネルを通じて、認知症に関する情報を分かりやすく、かつ楽しく配信します。コミカルなキャラクターとその家族が織り成すストーリー仕立ての動画を、週に一度のペースで公開する予定です。視覚的に理解しやすい内容を提供することで、視聴者が楽しみながら学べる環境を作ることを目指しています。

さらに、LINE公式アカウントに登録すると、家族の健康を気にかけるための便利な情報も入手可能です。「家族に送るLINE例文」と「家族の様子チェック」が具体的なサービスとして提供され、親が健康でいるかどうかを日常的に確認する手助けをします。

増える認知症患者への対策



厚生労働省の推計によれば、2025年に65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症を患うとのことです。このような現状に直面している中、認知症に関する正しい知識を広める必要性はますます高まっています。近年では、認知症の進行を遅らせる新しい治療法の研究も進められており、この分野は急速に発展しています。これにともない、家族が最新の情報を正しく理解し、それに基づいて行動をとることが重要です。

そのためには、発症前からの予防が不可欠です。家族が日常の中で関心を持てるような環境を整えることが必要です。「ふぁみコネ」は、こうした意義のある取り組みを推進します。

専門医からの視点



稲毛神経内科・メモリークリニック院長の吉山容正先生は、認知症が発症する数年前から脳内で変化が進んでいることを指摘されています。気づいたときにはすでに進行していることも少なくありません。そのため、日常的に小さな変化に注目し、予防的な生活習慣を意識することが重要です。

先生は、「“ふぁみコネ”は予防と早期発見の両方を兼ね備えた取り組みであり、家族のコミュニケーションを促進する手段として大きな可能性を秘めています」と述べています。これが地域全体の認知症対策の強化につながることを期待されているのです。

今後の展望



EPNextSは「ふぁみコネ」を通じて、デジタルメディアを活用し、広範囲な知識の提供に力を入れる計画です。認知症の兆候に早く気づけるような仕組み作りが重要です。適切な対応に繋がるよう、これからも家族が親しみやすいコンテンツを提供し、選択肢を広げる支援を行っていきます。

また、医療機関や製薬会社との連携を強化し、新たな医療ソリューションの開発をリードする存在を目指しています。他業種との協力によって、日常の様々な場面で活用されるシステム作りを進め、地域社会全体の健康を支えていく考えです。

EPNextSについて



EPNextSは、ヘルスケア領域における新しいビジネスソリューションを提供する企業です。医薬品開発業務に特化したCROとして1991年に創業し、今では医療分野の多様なニーズに応える組織へと成長しています。グループの総合力を活かし、認知症予防に向けた活動を通じて、広く社会に貢献していくことを目指しています。

このように、「ふぁみコネ」は家族みんなで楽しみながら認知症について学べる素晴らしい機会です。ぜひチェックしてみてください!



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