コクー株式会社、ジェンダーダイバーシティAWARD 2025受賞
コクー株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:入江雄介)は、IT業界におけるジェンダーダイバーシティの推進に注力し、2025年の「ジェンダーダイバーシティAWARD」で優秀賞を受賞しました。さらに、女性活躍推進の企業文化が評価され、ゴールド企業としても認定を受けたことが報告されています。
優秀賞受賞の背景
今回の受賞は、コクーが設定しているジェンダーダイバーシティの目標や取り組みが評価された結果です。2021年から始まった「PROJECT-C」という役員育成プログラムでは、女性が役員に就くための道を開き、2026年までに女性役員の比率を50%以上にすることを目指しています。
評価ポイント
特に高得点を得たのは以下の二つの項目でした。まずは、ビジョンと目標の明確化として、コクーは定量的に目標を設定し、その実現に向けた具体的なプロジェクトを展開しています。次に、企業戦略におけるジェンダーダイバーシティの位置づけが明確で、その意義が社内外に浸透しています。
設定された目標とビジョン
コクーは「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」というパーパスを掲げています。この目的を実現するためには、全ての人がデジタルスキルを身につけ、多様なライフスタイルで自分らしく働くことが重要です。また、女性が経済的・デジタル的にエンパワーメントされることも、「多様性ある社会」の構築に寄与するとしています。
審査員からの評価
審査員の大崎麻子氏は、コクーのパーパスに深く共感しており、女性の経済的エンパワーメントとデジタルエンパワーメントは表裏一体であると述べました。また、コクーの女性管理職の比率が高いことを背景に、より多くの女性が企業環境の中で意見を交わし、経営に貢献できると期待されています。
コクーの女性活躍推進の取り組み
コクーが進める女性活躍推進の具体的な取り組みには、特化したサービスの展開や、ライフステージに合わせた働き方のサポートがあります。
特化したサービス展開
「EXCEL女子」「VBA女子」「デジマ女子(R)」など、女性向けのデジタル人財育成プログラムを展開しており、未経験者をデジタルスキルを持つ人材へと育てるサポートを行っています。女性の視点を活かしたサービス提供を実現し、業界全体のDX化を後押しする姿勢を打ち出しています。
働きやすい環境の構築
コクーでは、妊娠や出産を経験した女性社員のための「ままさぽ」プロジェクトを発足し、現在は「ふぁみさぽ」としてパパ・ママ社員が共に育児と仕事を両立できる環境を整備しています。さらに、支援制度やカスタムワーク制度を導入し、社員が自分のライフスタイルに合わせて働ける環境作りに力を入れています。
今後の展望
コクーは2026年までに女性役員の比率を50%以上とする目標を掲げ、役員育成プロジェクト「PROJECT-C」を通じて、女性のキャリアアップを支援しています。これからも、デジタル領域での女性の活躍推進に努めていく姿勢を崩さず、より良い社会の実現に向けて取り組むとしています。これらの活動を通じて、コクーは女性の活躍を後押しする企業として、さらなる飛躍を目指しています。