三溪園の観月会
2025-09-09 11:52:08

横浜の三溪園で楽しむ音楽と舞踊の夕べ「観月会」が開催

横浜・三溪園の観月会で月と音楽を楽しもう



横浜市中区にある国指定名勝「三溪園」では、2025年10月3日から7日までの5日間にわたり、「観月会」が開催されます。このイベントは、中秋の名月とともに音楽や舞踊を楽しむことができる特別な夜です。

毎晩日没後から夜21時まで開園され、ライトアップされた古い建物とともに美しい庭園を散策しながら、心地よい秋の風を感じることができます。その夜の主役は、臨春閣を舞台に日替わりで行われる演奏や舞踊です。

音楽と舞踊のプログラム


観月会では、さまざまなジャンルのパフォーマンスが用意されています。特に注目は、湘南地域の伝統芸能である「日本舞踊」です。2018年以来、七々扇流が再登場するほか、箏や尺八、雅楽、サックスとピアノ、薩摩琵琶と多彩なアンサンブルが日替わりで披露されます。これらの演奏は、全て無料で鑑賞することができ、期間中、毎日のプログラムは以下の通りです。

  • - 10月3日(金): 箏・尺八アンサンブル 18:00~20:00
  • - 10月4日(土): 雅楽 18:00~20:00
  • - 10月5日(日): 日本舞踊 18:00~19:45
  • - 10月6日(月): サックスとピアノ 18:00~19:20
  • - 10月7日(火): 薩摩琵琶 18:15~20:00

各演奏は、臨春閣前の芝生広場で行われ、特別な鑑賞体験を提供します。混雑状況によってはエリアが制限されることもありますが、美しい音楽に包まれた情緒ある空間で、ゆっくりとしたひとときを過ごすことができるでしょう。

特別企画「月夜のお食事会」


この観月会に合わせて、特別なお食事会も開催されます。真砂茶寮による懐石料理を楽しむこのイベントは、通常は非公開の文化財「鶴翔閣」で行われます。地元で高い評価を受けているミシュラン2つ星の料理を堪能でき、心ゆくまで贅沢なひとときが用意されています。参加は先着50名までとなっていますので、早めの予約が推奨されます。

三溪園とは


三溪園は、横浜市の中区に位置する歴史ある庭園であり、1906年に公開されて以来、地域の人々に愛されてきました。約17.5haの広大な敷地には、数多くの重要文化財が点在し、古い建物と自然が美しく調和しています。また、戦後も地域文化の育成に寄与しており、自らが新進芸術家を支援してきた実業家・原三溪の精神が色濃く反映されています。

観月会は、ただ月を楽しむだけではなく、音楽や舞踊を通じて日本の伝統文化に触れられる貴重な機会です。是非、この情緒あふれる秋の夜に、三溪園で特別なひとときをお過ごしください。


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