高校生が集結!「Takara Leben Presents SDGs甲子園2025」
8月21日から22日にかけて開催された「Takara Leben Presents SDGs甲子園2025」。この大会は、高校生が持続可能な開発目標(SDGs)について考えるための特別なプラットフォームです。NPO法人RESが主催し、タカラレーベングループが特別協賛するこのイベントは、地域の課題に挑む高校生たちが一堂に会し、アイデアを発表し、交流する機会を提供します。
SDGs甲子園の目的とは?
「SDGs甲子園」は、持続可能な社会の創造に向けた行動力や課題発見能力を育成することを目的としています。新学習指導要領にも基づき、地域課題を研究し解決策を見出すための実践型プロジェクトです。高校生たちは、SDGsの17の目標達成に向けて地域や生活環境での課題を掘り下げ、その成果を動画や資料で発表します。2025年度からは全国に募集を拡大し、愛媛県内だけでなく多県からの応募がありました。
交流会のハイライト
交流会では、予選を突破した14チームが集まり、主催者の挨拶や企業の取り組みの紹介が行われました。高校生たちは熱心に話を聞き、SDGsについての理解を深めるためのカードゲームを楽しみました。この場では、同じ志を持つ仲間たちとの交流があり、彼らのコミュニケーション力向上にもつながりました。
本選の様子
本選では、出場チームがそれぞれ10分間のプレゼンテーションを行い、その創造性や情熱が審査員、参加学生、協賛企業から評価されます。各チームは独自のスライドプレゼンを披露し、真剣な表情でアピールしました。会場にはタカラレーベンの秋澤代表取締役も訪れ、彼らの努力を称賛し「この経験を生涯の宝にしてください」と励ましました。
グランプリ受賞チームの紹介
グランプリには、徳島県立那賀高等学校の「エシカルクラブ」が選ばれました。彼らは「サステナブルファッションの実現に向けて私たちができること」というテーマでプレゼンし、有意義な活動が評価されました。「服活」として不要衣服の再活用を通じて689.2tのCO2削減に成功し、その活動が長く継続されていることが受賞の要因です。
また、特別賞の「タカラレーベン賞」には、愛媛県立宇和島東高等学校の「大分・高知交流班」が選出されました。彼らは少子高齢化に対応した地域交流・PR活動を通じ、地域の持続可能性を考えて行動しています。
未来に向けた取り組み
タカラレーベンは、SDGs達成に向けた取り組みを積極的に進めており、新たな地域創生プロジェクトや再生可能エネルギー開発に注力しています。2030年までに温室効果ガスを45%削減する目標を掲げ、持続可能な社会の実現に向けて事業を展開しています。
大会はYouTubeチャンネルでアーカイブされており、参加した高校生の熱い思いを共有する機会を提供しています。次回以降の大会では、さらに多くの高校生がこの貴重な経験に参加し、社会課題に向き合う力を身につけることが期待されます。公式サイトとYouTubeチャンネルでその模様をぜひご覧ください。
公式YouTube チャンネルはこちら
2025年度大会のカレンダー
次回の大会は2025年に開催される予定です。以下の日程で開催されます:
- - 4月9日~5月9日:参加受付
- - 7月25日~7月31日:予選審査
- - 8月21日:交流会
- - 8月22日:本選・表彰
SDGsについて考える刺激的な機会が待っています。高校生の皆さん、次回の挑戦をお楽しみに!