目白商店街に新たな息吹！ペンギンベーカリーの店舗がオープン

目白商店街に新しい風を吹き込むペンギンベーカリーの登場

目白通りに位置する小規模商業ビル「コレタス目白」。このビルの開発によって、目白商店街に新たな息吹が吹き込まれます。このビルの1階にて、北海道発の焼きたてパン屋『ペンギン Pal』がオープンすることが決定しました。2025年1月の竣工を予定しており、東京23区内では初の進出となります。

コレタス目白の開発背景

今回のプロジェクトを手掛けるのは、株式会社トラスト・ファイブ。目白の中でも、伝統的な商業エリアに位置するこの商業ビルは、商店街の活性化を狙ったものです。目白銀座商店会は、長い歴史を持つ商店街ですが、近年では多くの店舗が住宅への転換を余儀なくされています。この流れは一見すると空き店舗問題の解決のように見えてしまいますが、商業機能の喪失を意味します。

最前所有者からは「商店街の灯を消さない商業ビルとして活用してほしい」という託宣を受けており、コレタス目白の開発はその理念に基づいて行われました。地元の活性化を目的とし、あたらしい価値を提供する場として期待が寄せられています。

新ブランド「ペンギン Pal」開店の意義

ペンギンベーカリーの新たなブランド『ペンギン Pal』は、これまで郊外型の店舗を中心に展開してきましたが、今後は都心部にも進出し、多くの人に北海道産小麦を使用した焼きたてパンを楽しんでもらうことを目的としています。会社の運営本部である花木学氏は、「立地の良さや、顧客層の多様性が決め手だった」と語っています。

この新ブランドでは、従来の郊外型に比べて、より小さな店舗を展開することで、多様なシーンにおいて手軽に北海道の美味しいパンを楽しんでもらえるようになります。新業態の旗艦店を目白に設置することで、観光客や地元住民に愛される店舗を目指します。

ペンギンベーカリーの魅力

「ペンギンベーカリー」は、その品質の高さから業界内でも高く評価されています。特に、北海道産の小麦を使用したパンは、数々の受賞歴を持ち、中でもカレーパングランプリやからあげグランプリでは金賞を獲得しています。多くのメディアにも取り上げられ、全国にファンを持つブランドとして知られています。

『ペンギン Pal』では、地元とのつながりを大切にしつつ、特に都心で働く多忙な人々に向けて、手軽に美味しいパンを提供していく方針です。今後は、様々なシーンに合わせて、幅広い商品ラインアップが展開されることでしょう。

目白商店街の未来

コレタス目白とペンギン Palのオープンは、目白銀座商店会の活性化だけでなく、地域全体の魅力向上にも寄与するはずです。地元の企業やテナントと連携しながら、「ここに来れば何か新しい発見がある」のような場所を目指し、商業機能を取り戻すことが期待されます。

今後の目白商店街に目が離せません。ぜひ、皆さんも足を運んで、新しいペンギン Palのパンを味わい、その魅力を体感してみてください。商業ビルの誕生が、地域の再生と活性化に大きな影響を与えることを心から願っています。