分配金支払日短縮で投資効率向上。Fundsの新しいサービス改善

Fundsが分配金支払日を短縮

固定利回り投資サービス「Funds」を運営するファンズ株式会社（渋谷区、CEO：藤田雄一郎）が、分配金の支払日を短縮する新たな取り組みを発表しました。2025年11月から、投資家が分配金を受け取るまでの期間が原則5営業日後に短縮され、従来の支払い日から2〜3週間早くなる見込みです。

この変更は、投資家の利便性向上を目的としたもので、早い段階で新たな投資に資金を活用できることが期待されています。ファンズ株式会社は、これまでも「投資家ファースト」の姿勢で運営を行っており、今後も業務改善に努める意向を示しています。

変更の詳細

分配金支払日が変更される前は、借り手企業による弁済の翌月25日、つまり、弁済の遅延があった場合には、その前営業日でした。しかし、2025年11月より、弁済から5営業日後に支払いが行われることになります。この新たなフローでは、利便性が大いに向上し、分配金の受取りが迅速に行えることが何よりも大きなメリットです。

ただし、外部の要因によって支払いが遅れることも考えられるため、匿名組合契約約款により分配期限は弁済の翌月末日で変わりません。このため、分配金が5営業日を超えても翌月末日までに支払われる場合は正常な分配として取り扱われます。

Fundsとは？

Fundsは、個人が1円から上場企業に間接的に資金を貸し付けることができるオンラインプラットフォームです。これまでに111社が545のファンドを募集し、遅延や貸し倒れは発生していないとされており、信頼性の高いサービスとされています。特に、心理的な負担を減らしながら安定した資産形成ができる点が特徴です。投資初心者に配慮した1円単位での投資が可能で、入門しやすい環境が整っています。

投資家向けのサービス

Fundsでは、一部のファンドにおいて「Funds優待」を設け、投資家に特典やイベントへの招待を行っています。これにより、投資活動がより楽しいものとなるような施策も展開しています。また、ファンズ株式会社は企業の財務状況や事業計画に基づき、厳選された企業のみが資金調達を行えるよう配慮しています。

経営者のプロフィール

ファンズ株式会社の代表取締役CEOである藤田雄一郎氏は、早稲田大学の商学部を卒業後、株式会社サイバーエージェントでの経験を経て、2007年に自身の会社を創業しました。2012年には上場企業への売却を果たし、2013年にはクラウドファンディングサービスの立ち上げを行い、2016年にファンズ株式会社を設立しました。