株式会社ベーシックが進化する!
東京都千代田区に本社を置く株式会社ベーシックが、創業以来の理念を活かしつつ、革新的な変化を迎えることを発表しました。長年にわたり「問題解決の集団」として知られる同社は、この度『AIワークフローカンパニー』としての新たなステージに進化することになり、そのためのパーパスとミッションを刷新しました。
新たなパーパスとミッション
新たに定義されたパーパスは「事業の成長を人の数で解決しない」、ミッションは「人手に依存せず、仕組みとテクノロジーで問題を解決する」です。この決定は、労働人口の減少が進む中で企業が持続的に成長するための必要性が背景にあります。テクノロジーの力を借りて、より創造的な業務へと集中できる環境を整えることを目指しています。
背景とその重要性
株式会社ベーシックは2004年の創業以来、さまざまな社会課題に取り組んできました。初期段階では比較メディア事業を主軸に展開していましたが、2021年に事業の譲渡を行い、現在はSaaS(Software as a Service)事業に経営リソースを集中させています。それにより顧客接点の問題解決に力を入れ、企業の成長をサポートしてきました。
しかし、労働力不足は避けられない現実であり、「人がいなければ事業が回らない」という状況が続いているため、企業運営のモデルを根本的に見直す必要があります。この問題に対処するためには、業務そのものを仕組み化し、テクノロジーによる支援を得ることが不可欠です。
AIワークフローの定義
新たに掲げられた「AIワークフロー」とは、業務プロセスが自律的に進む仕組みのことを指します。情報の入力から処理、通知、判断までの一連の業務が人手によらず進行するモデルです。株式会社ベーシックは、これにより企業の生産性を根幹から高めることを目指しています。これまで提供してきた「ferret One」と「formrun」は、マーケティングや営業、カスタマーサクセスなどの分野で役立つ情報の管理を支援するツールとして進化してきました。
未来の展望
今後、AIを利用してプロセスを自律的に統合・最適化し、企業全体の業務を再設計する注目のフェーズに突入します。具体的には、導入者自身が業務プロセスを設計できる「workrun」のβ版がリリースされたばかりであり、2026年には更に多くの新サービスが予定されています。これにはエンタープライズ向けのワークフローツールや、AIチャットボットツールのリリースも含まれています。
代表取締役社長のコメント
株式会社ベーシックの代表取締役社長、秋山勝氏は「事業の成長を人の数で解決しない」という新パーパスの重要性を強調しました。労働人口が減少する中で、彼らはテクノロジーと仕組みで企業生産性を向上させ、新しい働き方の実現に挑戦し続ける意思を表明しています。
企業概要
株式会社ベーシックは、2004年に設立され、東京都千代田区一番町に本社を構える企業です。主にワークフロー事業と顧客接点のDX(デジタルトランスフォーメーション)事業に注力し、さまざまな業務プロセスを再設計し、ビジネスをより効率的に進めるためのサポートを行っています。企業の新しいフロンティアを切り開く姿勢が、多くの企業にとっての希望となるでしょう。