沖縄セルラー電話が「タレスカAI面接」を新卒採用に導入
沖縄県を拠点とする沖縄セルラー電話株式会社が、2026年度の新卒採用に向けてAI面接サービス「タレスカAI面接」を導入することが発表されました。この取り組みは、特に離島在住の学生や県外の大学に通う沖縄出身の学生に対して公平な選考の機会を提供することを目的としています。
導入の背景
これまでの新卒採用選考において、沖縄セルラーはエントリーシートによって候補者の個性や価値観を把握することが困難であると認識していました。また、人による面接の評価には主観が影響し、合否の判断にばらつきが生じるという問題も抱えていました。加えて、地理的な特性から、離島や県外に在住の学生が対面で面接を受けることは大きな負担であるため、選考プロセスの見直しが求められていました。
そのため、採用担当者による合否判定を補助するツールとして「タレスカAI面接」を活用し、評価の均一化を図ることが決定しました。これにより、全ての学生が地域に関係なく挑戦できる環境を整え、効率的な採用活動を目指しています。
沖縄セルラーのコメント
沖縄セルラー電話の人事戦略部である金城樹人様は、「当社は『地元に全力!』をスローガンに、1人ひとりの学生に向き合う採用を重視している」と述べています。「エントリーシートの情報は限られているため、候補者の個性を深く理解しにくくなっています。また、生成AIの普及により、エントリーシートの記述内容が均一化しているという課題もあります」と続けます。さらに、離島や県外に住む学生にとって、対面での選考が負担であることから、AI面接の導入を選択したとのことです。
AI面接サービスを選定するにあたり、沖縄セルラーは5社を比較検討しました。さらに、アルバイトとして勤務している内定者や人事メンバーに実際に受けてもらい、使いやすさや自然な会話体験を確認した事例を踏まえ、タレスカAI面接を選びました。このサービスは、対話のラグが少なく、候補者の回答をしっかりと受け止めた上で次の質問に繋げる設計が特徴です。候補者は「話を聞いてもらえている」と感じることができ、これが導入の大きな理由となりました。
導入のプロセスと今後の展望
導入時には、最終的な合否判断は必ず人間の採用担当者が行うことを前提にしています。AIが採用担当者の判断をサポートするツールとしての役割を果たすことを期待しています。沖縄セルラーは、地元に根ざした企業としての人との向き合いを大切にしつつ、AI技術を活用してより公正で透明性のある採用活動を推進していく方針です。
Preferred Networksは、AI面接サービスの評価指標の設計やセキュリティ情報の提供に関して丁寧にサポートしてくれたと感謝の意を表明しています。沖縄県における採用DXの先駆けとして、今後も継続的に検証を重ね、公平で質の高い採用を実現していくことを目指しています。
タレスカについて
「タレスカAI面接」は、㈱Preferred Networksが提供する人材採用支援サービスで、AIアバターを用いた対話を通じて求職者を評価することが可能です。従来の選考プロセスでは評価が難しい能力やスキルを多角的に判断し、企業のニーズに基づいた人材採用支援を行う仕組みが整っています。
今後、沖縄セルラー電話は「タレスカAI面接」によって、新たな採用の形を実践し、より多くの学生にチャンスを与えることを期待しています。