電通S&Eのグローバル展開
2025-06-16 17:36:20
電通が新たなグローバルプロジェクト「電通スポーツ&エンターテインメント」を始動
電通が新たに展開する「電通スポーツ&エンターテインメント」
電通グループは「電通スポーツ&エンターテインメント」(以下、電通S&E)のグローバルなイニシアティブを発表しました。これは、国内外での独自の経験とネットワークを活かし、スポーツとエンターテインメントが持つ力で、様々なビジネスチャンスを掘り起こすことを目的としたプロジェクトです。
電通の実績とグローバル展開の背景
120年の歴史を有する電通は、プロモーションの分野でも業界をリードしてきました。その中で、スポーツやエンターテインメントセクターの成長においても着実な成果を上げており、約1,200人のスペシャリストが世界21カ国で1,300社以上のクライアントを支援しています。これまで、音楽や映画、スポーツ、ゲーム、テレビといった幅広い分野での経験から、様々なカルチャーを築き上げてきたのです。
特に、スポーツ事業に関しては、60年以上にわたり日本国内外で展開を行い、「電通スポーツインターナショナル」や「MKTG」といったブランドを通じて、クライアントとスポーツの架け橋となる役割を果たしてきました。
「dentsu anime solutions」との連携
新たに「dentsu anime solutions」と名付けられたアニメビジネスの子会社とともに、電通はアニメ業界での取り組みを強化し、海外市場へのプロモーションを強化していきます。これにより、日本のアニメコンテンツを活用したマーケティングソリューションを提供し、 北米や東南アジアなど複数の地域に向けたサービスを展開していく計画です。
スポーツビジネスにおけるデータ活用の次世代へ
また、2023年にはデータ分析を中心とした新ブランド「dentsu Sports Analytics」を立ち上げ、精鋭のデータサイエンティストが、カスタム調査や統合データ分析、権利評価などの世界水準のサービスを提供することが決まっています。これにより、クライアントの成長をより一層サポートしていく方針です。
統合的なアプローチで未来を切り開く
電通S&Eは、スポーツ、エンターテインメント、更にゲーム分野まで統合した先進的なサービスを通じて、クライアントやIPホルダーとの新たな関係を築いていきます。データやテクノロジー、クリエイティブの力を結集し、持続可能な成長を実現するためのフレームワークを通じて、独自のソリューションを提供していく予定です。
最後に
電通グループのデピュティ・グローバル・チーフ・ストラテジー・オフィサーである伊瀬禎宣氏は、「電通S&Eの発足は、イノベーションへの約束を明確にするものであり、クライアントやパートナーとより良い関係を築くための新たなモデルに拡大させていく」と語っています。この取り組みにより、電通はスポーツやエンタテインメントを通じた新たな価値創造の可能性を追求していくことでしょう。
これからの電通の動きから目が離せません。