伊勢崎市の中等教育学校でのSDGs特別授業
2023年10月2日、群馬県伊勢崎市にある四ツ葉学園中等教育学校で、生活協同組合パルシステム群馬主催の「SDGs特別授業」が行われます。この授業は、持続可能な開発目標(SDGs)に対する理解を深めるためのもので、生徒たちは食品ロスの削減や食料支援へつながるフードドライブなどの活動を通じて意見を交わします。
この特別授業には、2年生の約150人が参加する予定です。講師となるのはパルシステム群馬の職員で、持続可能な生産と消費をテーマにした事例を紹介しながら、SDGsの本質について考えていきます。特に、SDGsの目標の一つである「つくる責任、つかう責任」について、世界的な課題であるごみ問題やエシカル消費の必要性を伝え、生徒たち自身の考えを引き出すことを目的としています。
授業の中では、生徒たちが未来の社会を見据えた「行動」や「選ぶ」ことの重要性を学び、SDGsの理解を深めるためにフードドライブやリサイクルについて意見を出し合う時間も設けられています。これにより、子どもたちは持続可能な社会に向けた「自分にできること」に思いを馳せることができます。
パルシステム群馬は、県内の教育機関との連携を通じて、持続可能な社会の担い手を育成することを目指しており、今回の特別授業はその一環として位置付けています。2019年度より、SDGsに関連した様々な活動を紹介することにより、子どもたちに持続可能な未来へのビジョンを提供してきました。このような取り組みは、地域社会全体がSDGsの趣旨を理解し、実行に移していくために欠かせない要素です。
また、四ツ葉学園中等教育学校でのこの特別授業の開催は、地域の教育の質を高めるためにも重要な試みとなります。生徒たちがSDGsに関心を持ち、日常生活においてそれを実践することができるよう努めることで、より良い社会の創造につながるでしょう。
この特別授業の開催概要は以下の通りです。
- - 日時: 10月2日(木)15:10~16:05
- - 場所: 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校多目的室(伊勢崎市上植木本町1702−1)
- - 対象: 2年生約150人
- - 講師: パルシステム群馬SDGs推進本部職員
最後に、生活協同組合パルシステム群馬は、今後も教育機関との連携を強化し、地域全体でSDGsの価値観を広める努力を続けていくことを約束しています。そして、誰一人として取り残さない持続可能な社会の実現を目指して、未来を担う若者たちを支えていく決意です。未来に向けた行動を子どもたちに促し、彼らの成長を見守ることが、地域全体にとっても重要な意味を持つのです。