ラボルが約32億円の資金調達を実施
株式会社ラボルが、フリーランス向けの金融サービスを強化するために、約32億円の資金調達を完了しました。この資金調達は、WMパートナーズ株式会社をリード投資家として、その他にも多くの投資家からの支援を受けて実施されました。
資金調達の詳細
調達した資金は、エクイティによる約10億円と、三菱UFJ銀行やみずほ銀行などからの融資による約22億円のデットを含んでいます。これらの資金は、フリーランス向け金融サービスの拡大や新規事業開発、さらにはAI技術の研究開発に活用される見込みです。
フリーランス支援のビジョン
ラボルは「すべての人々に平等なお金の価値を」というビジョンを掲げ、オンライン金融サービスを通じてフリーランスや小規模事業者の資金面での課題を解決しています。2020年以降、フリーランスとしての働き方は拡大しており、今後は「フリーランス保護新法」も施行され、より働きやすい環境が整備されます。これは、ラボルのビジネスモデルの追い風となるでしょう。
課題と解決の取り組み
従来の金融サービスがフリーランスに対して厳しい審査基準を設定している中、ラボルは独自開発のAI技術を活用することで、スピーディーかつ正確な審査を実現。これにより、フリーランスの経済活動をサポートする体制が整います。今後も、チャレンジャーバンクを目指し、さらに多様な金融ソリューションを提供することで、フリーランスの働き方をサポートしていく予定です。
投資家のコメント
今回の資金調達には、多くの投資家から力強い支援が寄せられています。WMパートナーズ株式会社の代表取締役社長は、ラボルの事業がフリーランスの経済的課題に貢献していると評価しており、フリーランス向けチャレンジャーバンクとしての役割を果たすことへの期待を述べています。みずほキャピタルも、ラボルがフリーランスに新たな資金調達手段を提供すると期待を寄せています。
サービスの概要
ラボルが展開する「labol(ラボル)」は、請求書の買い取りを通じてフリーランスや個人事業主に資金調達を提供するAIファクタリングサービスです。さらに、事業費用を先延ばしにできる「labolカード払い」も展開しています。これらのサービスは、フリーランスがより円滑に資金管理ができる環境を整えることを目的としています。
未来への展望
ラボルは、今回の資金調達を通じて、既存サービスの拡充や新規事業開発を行うだけでなく、AI技術をさらに深化させ、一層便利で信頼性の高いサービスを提供することを目指しています。フリーランスの活動を支える新たな金融サービスのリーダーとなるべく、今後の動向に注目です。
詳細な情報やサービス内容については、
ラボル公式サイトをご覧ください。