工場DX成功の鍵
2026-07-21 11:00:43

オンワードHDが語る、Backlogを活用した工場DXの成功事例とは

オンワードHDが語る、Backlogを活用した工場DXの成功事例とは



株式会社オンワードホールディングス(以下、オンワードHD)は、そのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する中で、株式会社ヌーラボが提供するプロジェクトタスク管理ツール「Backlog」を導入しました。このツールは、組織内外の約800名のユーザーの情報基盤として機能し、プロジェクトの円滑な進行を支援しています。本記事では、オンワードHDがBacklogを導入した背景やその活用方法、得られた成果について詳しく解説します。

導入のきっかけと課題の整理



オンワードHDは、複数の事業会社から成る持株会社であり、各社の協力が必要な新ブランド「KASHIYAMA」の立ち上げを通じて、工場の生産体制を強化する「大連プロジェクト」をスタートさせました。このプロジェクトでは、多国籍・多職種のメンバーが協力して作業を進める一方、従来のメールベースの情報伝達手法が障害となり、作業の進捗が不透明になっていました。

そのため、情報を一元的に管理し、誰が何を担当しているのかを明確化するツールの必要性が高まりました。これがBacklog導入の大きな要因です。Backlogの選定により、情報のドラフトと決定を一ヶ所で管理し、コミュニケーションの効率が大幅に向上しました。

Backlogの活用状況



Backlogを導入した結果、オンワードHDでは決定事項や課題を明文化し、必要な情報をすぐに取り出せる状態が整いました。これによって「誰に何を確認すればいいのか」が明確になり、以前のような「言った・言わない」といったトラブルが激減しました。また、全関係者が同じプラットフォームを使用することで、プロジェクトの進行状況をリアルタイムで追跡することができるようになりました。特に、ガントチャート機能は進捗を可視化し、遠隔地のメンバーともスムーズに情報の共有が可能になりました。

効果と成果



大連プロジェクトの運用を通じて、全社に広がったBacklogの活用術は、プロジェクト管理だけでなく、業務全体の透明性を引き上げる大きな役割を果たしています。アウトソーシング先やパートナー企業とも同じ情報基盤を共有することで、以前は現地に赴かなければできなかった確認作業も、オンラインで行えるようになりました。これにより、出張の件数が減少し、コスト面でもメリットが生まれました。

セキュリティへの配慮



さらに、情報漏洩対策として、ヌーラボのセキュリティ及びアカウント管理サービス「Nulab Pass」も導入しています。このシステムにより、許可された端末からしかアクセスできないようにすることで、約800名のユーザーのアクティビティを監査し、必要なセキュリティレベルを保つことが可能になりました。

今後の展望



オンワードHDの担当者はBacklogを単なるタスク管理ツールではなく、コミュニケーションを促進するための基盤と見なしています。今後は「Backlog AIアシスタント」を活用して、課題やドキュメントの検索をさらに効率化し、新メンバーのオンボーディングを簡素化することを目指しています。記録や確認するだけでなく、状況に応じて次のアクションを検討できるような進化を期待しているとのことです。

まとめ



オンワードHDの事例からは、デジタルツールをフル活用することで業務がどのように変わっていくのかのヒントが得られます。Backlogを導入したことで、組織全体のコミュニケーションが向上し、作業効率や透明性が大きく改善されたことは、一つの成功事例として他の企業にとっても参考になると考えられます。今後もデジタルツールの活用が進む中で、オンワードHDの取り組みからは目が離せません。


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