サンタと一緒に楽しむ！フーセンガムでお口のトレーニングクリスマス会

サンタと一緒に楽しむフーセンガムトレーニングクリスマス会

2025年12月22日、山口県周南市の徳山めぐみ幼稚園では、株式会社ロッテが主催する「フーセンガムトレーニングクリスマス会」が開催され、サンタクロースに扮したロッテのフーセンガム名人が登場しました。このイベントは、公益社団法人山口県歯科医師会と山口県の連携により、今年も多くの年長園児たちにフーセンガムを提供し、楽しみながら口腔機能を向上させることを目的としたものです。

当日は、約50名の園児たちが集まり、驚きと歓喜の声が響き渡りました。サンタクロースとの出会いに子どもたちは目を輝かせ、フーセンガムの噛み方やふくらませ方を一緒に学びました。約2か月間のトレーニングを経た園児たちは、サンタとの楽しいセッションに刺激を受けて、盛んにフーセンをふくらませる挑戦を続け、数名は見事なフーセンを披露しました。

園児たちは、「楽しかった」「もっと大きくふくらませたい！」とそれぞれの夢を語り、結果として彼らの自信も高まっているようでした。村田佳奈園長は、「フーセンガムトレーニングが子どもたちにとって楽しい時間となっており、5分間ガムを噛み続けることができるようになったり、フーセンをふくらませる力が身についてきているのを感じます」と語り、トレーニングの効果を実感していました。

最後に、サンタクロースからクリスマスプレゼントのお菓子が配られ、歓声と共にイベントは幕を閉じました。

フーセンガムトレーニングの意義

フーセンガムトレーニングは、口腔機能の発達を促すための有効な手法とされています。最近では、お口の健康に課題を持つ子どもたちが増えており、きちんとした口腔ケアが必要とされています。このトレーニングでは、フーセンガムを噛むことで口周りの筋肉を鍛えると同時に、唾液の分泌も促進されるため、食事の際に味覚が活性化し、脳に良い影響があることが分かっています。

公益社団法人山口県歯科医師会の小山茂幸会長は、「フーセンガムトレーニングが口腔機能の改善に有効であることが実証されています。噛むことによる口周りの筋肉の強化は、日常生活においても健康に寄与するでしょう」と述べ、この取り組みの重要性を説明しました。さらに、トレーニングを通じて、子どもたちの集中力や運動能力の向上が期待されるとされる点も注目されます。

健康と笑顔を支える「健口スマイル推進事業」

このイベントは、「健口スマイル推進事業」の一環として行われています。このプログラムは、公的機関と民間企業が連携し、口腔衛生意識を高めることで、地域の健康寿命を延ばそうとする取り組みです。ロッテは「噛むこと」による健康増進を重視しており、子どもたちが楽しみながらトレーニングできる環境を提供し続けています。

口腔機能改善のためのお口遊び

お子さんの口周りを鍛えるためには、フーセンガムだけでなく、シャボン玉や吹き戻しなど、様々な「お口遊び」が効果的です。フーセンをふくらませることは、噛むことに加えて繊細な口周りの動きや筋肉運動が必要で、口腔機能のトレーニングに最適です。

今回のクリスマス会を通じて、子どもたちが楽しく学びながら健康を意識し、笑顔で過ごせる時間が増えることを願っています。フーセンガムトレーニングの楽しさは、口腔の健康だけでなく、心の成長にも繋がります。