三田村邦彦が奈良で味わう秋の美食と日本酒の旅

毎週土曜日の夕方に放送される『おとな旅あるき旅』。今回は奈良を舞台に、タレントの三田村邦彦さんと奈良県出身の小塚舞子さんが、地元の美味しいものを楽しむ様子が描かれます。秋の奈良で、食と酒を堪能するこの旅の魅力をお伝えしましょう。

世界遺産のある東向商店街へ

最初の訪問地は、興福寺の近くに位置する東向商店街。ここでは、早速【和いんと日本酒 kuriya】に立ち寄ります。お店に入ると、『どて焼き』の香ばしい香りが漂い、思わず食欲がそそられます。三田村さんはまさに食欲を刺激され、冷えた白ワインをオーダーし、美味しい食事との初乾杯を楽しみました。

さっぱりとした『甲斐ワイナリーかざま甲州辛口』を楽しみながら、名物の『牛すじどて焼串』を『北条ワイン醸造所砂丘赤』とともに味わいます。この意外な組み合わせが、和食とワインとの新しい関係を感じさせてくれます。

さらに、地元ポークの『郷ポーク朴葉みそ焼』とともに、日本酒『葛城酒造百楽門冴』でのペアリングにも挑戦。二人はそれぞれの魅力を存分に味わい、この場所ならではの良さを再発見しました。

奈良のスパイス発祥地でカレーを

次に向かったのは、奈良がスパイス発祥の地と言われることに由来する注目のカレーのお店【サルマメ咖喱】。ここでは、旬の食材を使った週替わりメニューが楽しめます。二人が選んだ「野菜豆カレー」、「揚げナスのせキーマカレー」、そして「エビと蓮根のマスタードカレー」の『３種あいがけ』は、ボリュームたっぷりで見栄えも素晴らしい。

さらに『スパイス半熟卵』をトッピングしてもらい、一層風味豊かになったこの絶品カレーを堪能しました。和風出汁が効いていて、ほっとする味わいは、地元の人々にも愛される理由がよくわかります。

1300年の歴史を誇る新薬師寺

その後、747年に創建された歴史深い【新薬師寺】を訪れます。国宝である「薬師如来坐像」や圧巻の「十二神将立像」を見学することで、奈良の伝統と歴史に触れることができました。秋の景色の中、1300年にわたる歴史を感じる瞬間が圧倒的な存在感を放ち、心に残る体験です。

奈良の郷土料理、柿の葉ずし

次の目的地は、奈良の伝統的な料理を提供する専門店【平宗】。ここで『焼鯖盛り合わせ』をいただき、その後「柿の葉ずし手作り体験」も行います。職人の技を間近で見ながら、自分たちの手で作った柿の葉ずしは、最高のお土産になりました。

秋の味覚と酒を楽しむひととき

最後に訪れたのは、【奈良豊澤酒造】。ここでは、秋限定の『純米原酒豊祝ひやおろし』や蔵元限定の『純米辛口無濾過生原酒豊祝』を試飲し、秋の味覚を堪能しました。

また、盛り付けも美しい『秋鮭と白菜のせいろ蒸し』や、奈良産の「ヒノヒカリ」を使った『奈良産きのこたっぷり釜めし』をいただくなど、食事も絶品。これぞ、奈良の秋の恵みです。

番組『おとな旅あるき旅』での三田村邦彦さんと小塚舞子さんの旅模様は、まさに奈良の素晴らしさを再発見する機会となりました。だからこそ、地元の人とのふれあいや、食文化との出会いは、旅の醍醐味だと再認識させられます。次回の放送もぜひお楽しみに！