三重県の魅力を発信する「みえ旅レセプション2025」が開催
三重県は、伊勢海老や松阪牛など、日本国内でも特に名高い食材が豊富な地域です。さらに、伊勢神宮や世界遺産である熊野古道といった観光スポットも数多く、観光客を楽しませる要素が満載です。そんな三重の魅力を広めるイベント「みえ旅レセプション2025」が、2025年7月18日(金)に東京で開催されました。このイベントには、様々な著名人が登壇し、三重県の良さを多方面からお伝えしました。
お笑いコンビバッテリィズによる特別な役割
今回のレセプションでは、お笑いコンビ「バッテリィズ」の寺家氏が「三重おいないナビゲーター2025」に就任しました。知事の一見勝之氏は、三重県には魅力がたくさんあるものの、県民自身が宣伝するのが得意ではないことから、このイベントを9年ぶりに開催したと語りました。この機会を通じて、三重の良さをもっと多くの人に伝えたいという思いが込められています。
バッテリィズが行った漫才は、寺家氏の地元三重県をテーマにし、会場は大いに盛り上がりました。また、特別メニューとして三重県の食材を活かした料理や、地酒の飲み比べ体験、萬古焼の伊勢茶試飲などが用意されており、参加者は三重の文化に触れることができました。
セッションを通じた観光賞賛
イベントの第一部では、観光庁次長の木村氏や日本政府観光局理事長の蒲生氏が挨拶を行い、その後、伊勢志摩アンバサダーの相川七瀬氏や神宮司庁広報室次長の音羽悟氏、皇學館大学非常勤講師の千種清美氏が登壇。式年遷宮やお伊勢参りについての魅力が語られました。相川氏は、式年遷宮に向けて行われる山口祭について、「雨が降ることは清らかなサインの一つ」と述べ、神聖さを表現しました。
このように、地域の歴史や伝統に基づいたトークが展開され、参加者に深い感動を与える場となりました。続けて、みえガーデンツーリズム協議会の横山陽二氏が「ガーデンツーリズムの推進が、インバウンドの促進につながる」と新たな楽しみ方を提案しました。JR東海や近鉄グループからも志摩エリアのキャンペーン情報が紹介され、今後の三重県の観光業界の展望が語られました。
ナビゲーター就任式と今後の展望
イベントの最後には、寺家氏がナビゲーターとしての初登壇し、一見知事より激励のコメントと共にタスキが授与されました。寺家氏は、三重の名物を他県に取られる悲しみを語りつつ、県外の人々にもその魅力を知ってもらいたいとの抱負を表明しました。また、相方のエース氏も登壇し、「ここから色々とお手伝いできれば」と意気込みを語り、充実した第一部が終了しました。
豪華グルメと文化体験
第二部では、三重県を代表する豪華グルメを楽しむビッフェが展開され、多くの観光事業者がPRブースを設け、三重県の魅力を発信しました。参加者は、食を通じて三重県をより身近に感じることができたのではないでしょうか。さまざまな角度から三重の魅力を再発見することができるこのイベントは、地域の活性化に大きく貢献することでしょう。
「みえ旅レセプション2025」は、三重県の美味と文化を余すところなく伝える絶好のシーンとなりました。地域の人々がこの取り組みに参加し続け、三重の魅力を広める力になることを期待しています。