草津温泉ホテルヴィレッジ、ISO取得!
2024-12-26 10:37:38

草津温泉ホテルヴィレッジが日本初のISO21401認証を取得!持続可能な宿泊施設の先駆け

草津温泉ホテルヴィレッジがISO21401認証を取得



2024年12月14日、草津温泉ホテルヴィレッジが日本国内で初めて国際規格ISO21401の認証を受けたことが発表されました。この認証取得は、合同会社アイリスブレインが提供したコンサルティング支援の結果であり、「湯けむりフォーラム」での授与式も大きな話題となりました。

ISO21401とは何か?


ISO21401は、宿泊施設の持続可能な運営に関する管理システムの国際規格です。その目的は、経済、環境、社会の観点から宿泊施設の運営を評価し、持続可能性を向上させることにあります。ISO9001(品質管理)やISO14001(環境管理)と同様、企業のマネジメントシステムを第三者が認証するための枠組みを提供しています。

認証取得までの道のり


合同会社アイリスブレインは、2023年秋から草津温泉ホテルヴィレッジのコンサルティングを開始しました。ISO21401は日本にはまだ広く知られておらず、認証審査機関も限られているため、プロジェクトは非常に特異なものでした。同社は、英語版を翻訳し、独自のコンサルティングメソッドを開発して、持続可能なマネジメントシステムを構築しました。

プロジェクトリーダーの中澤一裕氏を中心とするチームは、約1年間の取り組みの後、2024年9月に認証審査を受けることになりました。評価機関である株式会社ジェイ-ヴァックからの審査結果は、草津温泉ホテルヴィレッジが持続可能な管理システムに強いコミットメントを示し、特にスタッフの高い参画が評価されました。

草津温泉ホテルヴィレッジの魅力


草津温泉ホテルヴィレッジは、日本の名湯として知られる草津温泉に位置し、最大の収容人員を誇るリゾート施設です。源泉かけ流しの温泉や多様なアクティビティを提供し、自然に恵まれた環境の中でリラクゼーションを楽しむことができます。年間20万人以上の観光客が訪れるこの施設では、環境に配慮した運営を模索し続けています。

当施設の中澤一裕氏は、今回の認証取得について「当社の努力が実を結び、持続可能性の重要性が広まることを願っています」とコメントしています。これからも地域や社会に貢献し、持続可能な観光業の発展に寄与していくことでしょう。

今後の展望


合同会社アイリスブレインは、今後も草津温泉ホテルヴィレッジとの連携を通じて、ISO21401の普及活動を推進していく計画です。また、他の宿泊施設へのコンサルティングサービスを提供し、持続可能な観光業を目指す取り組みを拡大していく予定です。

この草津温泉ホテルヴィレッジの取り組みは、日本の宿泊業界に新たな風を吹き込み、さらなる持続可能性の向上に繋がることが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 持続可能性 草津温泉ホテル ISO21401

トピックス(温泉)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。