インド進出の新展開
2025-10-02 16:25:37

三菱鉛筆、インドに合弁会社を設立し筆記具市場へ進出!

三菱鉛筆、インド市場への新たな挑戦



三菱鉛筆株式会社は、インドのLINC LIMITEDと共同出資で新たに設立した合弁会社「UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED」によって、インド市場への進出を発表しました。この合弁事業は、2025年9月からインドのニーズに応じたボールペンの製造を開始し、更なる製品の展開を目指しています。

合弁会社の特徴と活動


UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDは、三菱鉛筆の製品開発力やブランド力と、LINC社の現地における知識や流通ネットワークを融合させることで、インド市場向けの新たな筆記具のスタンダードを確立することを目指しています。これにより、現地のユーザーが手に取りやすく魅力的な製品を提供することが可能になります。

まずはボールペンから製造をスタートし、価格帯をインド市場のボリュームゾーンに合わせることで、多くのユーザーにヨリ親しみやすい製品を届ける計画です。将来的には、様々な市場ニーズに応えるため、製品ポートフォリオをさらに拡大していく見込みです。

開所式と今後の展望


2022年10月1日には、合弁会社の開所式が行われ、三菱鉛筆とLINC社の代表者が出席しました。この記念すべきイベントでは、合弁会社が新たなパートナーシップの始まりであることが強調され、両社は今後の成長に向けて一致団結して取り組むことを誓いました。

処方をもとにした「中期経営計画2025-2027」では、UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDはインド市場での筆記具の展開を重要視し、より多くの製品を紹介することで市場での地位を確立していく方針です。また、将来的にはASEAN市場などにも展開を広げ、グローバルなサプライチェーンの拠点としての役割も果たす予定です。

環境変化への対応


デジタル化や環境意識の高まりなど、筆記具業界は大きな変化の真っ只中にあります。UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDは、こうした変化にも柔軟に対応しつつ、「書く・描く」を通じて全ての人々が表現の機会を持てるよう、ブランドの浸透を図りながらシェア拡大に努めていきます。三菱鉛筆は、「世界一の表現革新カンパニー」を目指し、グローバルに展開する意欲を見せています。

会社概要


UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED

  • - 所在地:インド・グジャラート州
  • - 事業内容:筆記具の製造および販売
  • - 資本金:200百万ルピー(約340百万円)
  • - 設立年月:2025年1月
  • - 出資比率:三菱鉛筆株式会社:51%、LINC LIMITED:49%

合弁事業の成功を背景に、三菱鉛筆がどのようにインド市場で成長していくのか、今後の展開から目が離せません。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 三菱鉛筆 インド市場 UNI LINC

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。