コンヴァノの新たな成長戦略
株式会社コンヴァノは、今月中期経営計画を発表し、2029年3月期を最終年度とする新たなビジョンを示しました。これまで得てきた実績とノウハウを基に、ネイル事業の成長に加えてヘルスケアやコンサルティング、デジタルトランスフォーメーション(DX)・AI(人工知能)推進事業への展開を進め、事業創造プラットフォーム企業への進化を目指すことを明示しています。
中期経営計画の目標
コンヴァノは、2029年3月期における売上高370億円、営業利益130億円を目指すと発表しました。営業利益率は35.19%を設定し、主力であるネイル事業を中心に、ヘルスケア、コンサルティング、DX/AIの4つの事業を成長のドライバーとして強化していきます。さらに、事業運営の方針を「時価総額中心」から「事業利益・ROE中心」に転換し、上場企業の上位7%以内を目指します。
中期経営計画の背景と新たな成長戦略
近年、コンヴァノは経営基盤の再構築を進めてきました。ネイル事業での現場知見をコンサルティングやヘルスケア分野に広げ、新たな成長の基盤を築いています。また、データ活用やAI技術の進展により、業務効率化やサービスの高度化へのニーズが高まっています。これらの市場環境を成長の好機として捉え、計画の見直しが行われました。
基本コンセプトとしては「物事を知り、構造を理解し、仕組みを作る」を掲げ、以下の3つの成長サイクルが推進されます。
1.
ナレッジの循環
現場で得た知見を形にし、コンサルティングサービスとして提供し事業成長を加速します。
2.
DX・AXの実装
コンサルティングによって見つけた課題を、デジタル技術やAIで解決し、業務の効率化と自動化を進めます。
3.
新たな価値創出と領域拡大
DXやAIによって生み出された仕組みをプロダクト化し、新たな市場へと展開します。
事業別の成長戦略
ネイル事業
FASTNAILブランドを中心にした業務拡大に加え、店舗の生産性向上を目指しています。店舗運営ノウハウを標準化し、DX技術を活用することで、持続可能な成長を確保する意向です。
ヘルスケア事業
美容医療市場の拡大を背景に、医療機関向けの支援サービスやDXの導入を強化します。製薬企業や医療機器メーカーとの連携も深めていく方針です。
コンサルティング事業
グループ内で培った実践的なノウハウを活用し、経営や業務、DX領域へのコンサルティングサービスを強化します。
DX・AI・AX推進事業
全体の知見をAIやシステムとして実装し、新規サービスの開発や業務改善を推進します。今後の収益拡大に向けて重要な役割を果たす事業として位置付けられています。
数値目標
コンヴァノは、2027年から2029年の間に以下の数値目標を設定しています。
- - 2027年3月期:売上高267億円、営業利益89億円、営業利益率33.48%
- - 2028年3月期:売上高300億円、営業利益103億円、営業利益率34.56%
- - 2029年3月期:売上高370億円、営業利益130億円、営業利益率35.19%
今後の展望
コンヴァノは「Creation Of New Value And New Opportunities」という企業理念のもと、ネイル事業を基盤に、ヘルスケア、コンサルティング、DX・AI領域を融合した新しい事業創造プラットフォーム企業としての進化を追求しています。全国に展開するFASTNAILブランドを運営し、デジタル・マーケティングやAIシステム開発のスキルを活用し、より豊かなライフスタイルをサポートするビジネスを展開していく予定です。
詳しい情報は、
コンヴァノ公式サイトをご覧ください。