クラシコム新オフィスがもたらすハイブリッド勤務の新時代
株式会社クラシコム(本社:東京都国立市)は、2024年3月に新しいオフィスに移転しました。ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を通じて雑貨や衣料品の開発・販売、メディア運営を行う同社。本社移転から1年が経過した今、スタッフ満足度やオフィス活用の取り組みについてアンケートを実施し、その成果を発表しました。
ハイブリッド勤務における新しいオフィスの役割
新たなオフィスは、リモートワークとオフィス勤務を組み合わせた「ハイブリッド勤務」のスタイルに最適化されています。これにより、オフィスは以下の二つの重要な役割を果たすことを目指しています。
1.
実務とチームビルディングを実現する機能的な空間
2. 企業のアイデンティティを感じることのできる場
この2つを追求することで、オフィスはただの作業空間ではなく、コミュニケーションと創造性を促進する場所へと進化しました。
機能的役割の向上
スタッフを対象に行ったアンケートでは、「実務に集中できるか」と「チームビルディングが可能か」という二つの観点から評価しました。その結果、以下の満足度が得られました。
- - 個人作業に関する満足度:4.47点(5点満点)
- - コミュニケーションに関する満足度:4.60点(5点満点)
- - 全体の満足度:4.57点(5点満点)
特に高評価を受けたエリアは、以下の通りです。
1.
会議室 - ガラス張りで開放感があり、利用者からも「みんな頑張ってるな」と感じられるスペース。
2.
執務エリア - パーテーションの高さを考慮した設計で、集中しながらも自然な会話が生まれる環境。
3.
リモート会議ブース - 周囲を気にせずオンライン会議ができる専用スペース。
これらの結果は、新オフィスがスタッフのニーズをしっかりと満たしていることを示しています。
アイデンティティを体感できる空間
また、新オフィスは「フィットする暮らし、つくろう。」という企業ミッションを体現する場としても機能しています。業務以外でもステークホルダーとの共有を意識した設計がなされ、以下のような広報活動が行われています。
- - 入社式から採用広報まで、社内外への情報発信が積極的に行われ、オフィスのデザインや雰囲気が今後の企業文化の形成にも寄与しています。
- - SNSを活用し、日常の働く姿を紹介することで、企業としての透明性が増し、ステークホルダーとの距離を感じさせない存在へと進化。
- - イベントの開催により、新しい出会いやコラボレーションが生まれつつあり、オフィスが企業価値を高める一助となっています。
まとめ
新オフィスは、機能性とアイデンティティの両面でスタッフや関係者に新たな価値を提供しています。今後もこのオフィスが生み出す成果や効果に注目し、さらなる成長を期待したいところです。クラシコムの取り組みは、今後のオフィス文化の一つの手本として、多くの企業に影響を与えていくでしょう。より良い職場環境を目指す企業にとって、クラシコムの新しいオフィスの取り組みは見逃せないトピックとなるに違いありません。