桂佐ん吉初の王者、鉄瓶とともに受賞ラッシュ！繁昌亭大賞W受賞の舞台裏とは？
笑福亭鉄瓶と桂佐ん吉が史上初のW受賞！
2025年12月、神戸の喜楽館で開催された「喜楽館AWARD2025」。この決勝戦で桂佐ん吉は見事に3代目王者に輝き、その影響力を証明しました。しかし、この受賞は彼一人のものではなく、続けて発表された「第20回繁昌亭大賞」にて、同じく笑福亭鉄瓶が名を轟かせ、二人はついに史上初の同時受賞を果たしました。
鉄瓶＆佐ん吉のリアルな心境
受賞の報告がなされた直後、二人のラジオ番組「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。」において、興奮気味にその心境を語り合いました。鉄瓶は、佐ん吉が王者に選ばれた瞬間に、混乱した気持ちを正直に吐露します。「お前が頑張っている姿を見たから、心から『やったー！』と言いたかった。でも心の中ではどうしても嫉妬が湧いてきてしまった。」と述べ、佐ん吉を称賛しつつも複雑な感情を抱えたことを語りました。
妬みの裏側にある友情
しかし、この妬みは単なる嫉妬ではありませんでした。鉄瓶は、長年の親しい友人としての佐ん吉への尊敬と、彼の舞台に対する熱意を感じていたのです。「佐ん吉は舞台で暴れ回り、最後には寝ころんでその場を盛り上げた。彼の熱演には本当に驚かされた」と、頑固な師匠の弟子推しも交えながら感想を述べました。
受賞を支えた「コロコロラジオ」
佐ん吉自身は、「この受賞はコロコロラジオのおかげで得られたものだと思う」と話しました。彼は、ラジオという新たな挑戦が自身の活動を広げ、他の落語家よりも目立った結果だと語ります。この言葉から、二人の関係性と活動内容に重なる「感謝」が伝わってきます。
繁昌亭大賞の栄光
この「繁昌亭大賞」は、若手の落語家に与えられる名誉です。今年の第20回は、創設者である桂米朝師匠とその弟子たちが長年にわたって築いてきた道を受け継ぎながら、鉄瓶と佐ん吉が共に輝くことができました。二人の奮闘が続く限り、上方落語界もまた発展し続けるでしょう。
あとがき
二人のニューヨークシティ受賞の舞台裏が明らかになる「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。」は、次回の放送でさらなる深掘りが期待されます。2025年12月10日（水）深夜0時から、ABCラジオを通じてぜひお聴きください。この番組を通じて、今後の活動がどう発展していくのか、目が離せません。
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