脱炭素と生物多様性
2026-07-13 10:56:02

UPDATERとシンク・ネイチャーが脱炭素と生物多様性保全を両立する新プロジェクトを発表

新プロジェクトの立ち上げ



株式会社UPDATERと株式会社シンク・ネイチャーは、脱炭素と生物多様性の保全を両立させることを目的とした共同プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、太陽光発電の生物多様性に及ぼす影響を可視化し評価する新しいツールの実証を進めます。

背景



近年、太陽光発電の急速な普及とともに、その建設が自然環境に与える影響への懸念が高まっています。気候変動対策と生物多様性保全は本来、相互に支え合うものであるべきですが、大規模な再生可能エネルギー開発が進む中で、地域の生態系を壊す事例も目立ってきています。このため、「太陽光発電=自然破壊」といった印象が広がり、必要な気候対策まで後退する事態を招いています。

この課題に立ち向かうため、UPDATERは自社の「みんな電力」事業を通じて得た地域密着型の電力調達ノウハウと、シンク・ネイチャーが有する生物多様性関連のビッグデータや先進的なAI技術を融合します。これにより、再エネ開発が生態系に与える影響を客観的に理解する新しい方法を確立することを目指しています。

プロジェクト概要



このプロジェクトは、シンク・ネイチャーの開発した「生物多様性インパクト評価ツール」をUPDATERが調達した太陽光発電所にあてはめ、その効力と実用性を検証するものです。このツールでは、生物多様性に関するビッグデータや地域の土地利用状況を基に、発電所の稼働が周囲の生態系に与える影響を可視化します。

また、生物多様性の重要性に基づいて、開発を控えるべきエリアや生態系への負担が少ない地域を特定します。さらに、土地利用の状況(自然林、草地、農地など)についても精緻に評価し、発電所の開発前後での生物多様性の変動を測定することが可能となります。

実施のスケジュール



このプロジェクトは2026年の6月から9月にかけて実施される予定で、UPDATERが調達した国内の太陽光発電所を評価の場として活用します。評価手法の検証は、プロトタイプの評価を2026年度上半期に完了させる計画です。

将来的には、この手法を発電事業者や投資家向けに提供することを目指し、生物多様性に配慮した再エネ開発を行う際の社会的プラットフォームを構築する考えです。

企業情報



株式会社UPDATERは、2021年に「みんな電力」から社名変更を行い、法人・個人向けにトレーサビリティや透明性を重視したさまざまなサービスを展開しています。その中心には、世界初の電力トレーサビリティを商用化した脱炭素事業や、商品評価サービスなどがあります。多くの受賞歴があるUPDATERは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを継続しています。

本プロジェクトを通じて、UPDATERとシンク・ネイチャーは、日本の再エネ開発の新たなスタンダードを築くことを目指しています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 生物多様性 UPDATER シンク・ネイチャー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。