学生団体の児童書寄贈
2025-11-05 09:11:40

南アフリカ・プレトリア大学の学生団体が寄贈した児童書が新たな発展に寄与

南アフリカ・プレトリア大学の学生団体による児童書寄贈の意義



2025年10月30日、特定非営利活動法人SAPESI-Japan(東京都港区)は、南アフリカ共和国の名門であるプレトリア大学から、学生たちが集めた児童書の寄贈を受けたことを発表しました。この寄贈は、SAPESIが支援する「移動図書館車プロジェクト」に活用される予定です。

寄贈を行ったのは、プレトリア大学で教育学を学ぶ学生団体「The Inklings Society」のメンバーです。この団体は、2024年から英語の図書を収集し、SAPESIに寄贈することを目的としています。今回は、その活動の一環として、多くの良書が提供されました。主導したリゼル・ゴードン氏は、「SAPESIの活動は南アフリカで本当に必要とされているものであり、私たちの集めた図書がその助けになれることを嬉しく思います」と語っています。

寄贈の背景と目的



南アフリカは、教育資源が不足している地域が多く存在します。この寄贈は、同国の子どもたちの識字力や読解力を高めるための重要なステップとなります。寄贈された児童書は、今後「移動図書館車」に載せられ、小学校などを巡回しながら南アフリカの子どもたちに届けられます。

このプロジェクトは、南アフリカの教育機関の支援を受けて運営され、必要な図書や資源を供給することを目指しています。日本で使用されていた中古の図書館車を持ち込み、南アフリカの各州教育省に寄贈する形で現地での活動を支援します。これにより、各教育省が司書や運転手を確保し、予算を計上した上で公立小学校を巡回することが可能となります。

SAPESI-Japanの役割



特定非営利活動法人SAPESI-Japanは、2008年に設立された日本の姉妹団体で、南アフリカの初等教育を支援する活動を行っています。南アフリカでの教育改善を目指し、日本から移動図書館車を継続的に送付するなど、様々な取り組みを行っています。

この度の寄贈は、南アフリカの子どもたちにとって大きな意味を持つものであり、SAPESI-Japanとしても、その想いに誠実に応え、支援をしていきたいと考えています。また、寄贈された図書を通じて、未来を担う子どもたちの学びが広がることを心より願っています。

今後も、SAESI-Japanは積極的にこのプロジェクトの進行をサポートし、地域の教育環境を改善するための努力を続けます。私たちの活動へのご理解とご支援を、今後ともよろしくお願い申し上げます。

詳しくは、SAPESI-Japanの公式ウェブサイトをご覧ください。


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