ファイブグループが挑む「楽しい」世界の実現
株式会社ファイブグループ(東京都武蔵野市)は、2025年8月にGreat Place to Work® Institute Japanによって「働きがいのある会社」として認定されました。同社は4年連続での認定を達成し、特に重視されているのが「楽しい」を掲げた経営理念です。これにより、従業員全員が心地良く働ける職場環境が整えられています。
働きがいのある会社の基準とは?
この「働きがい認定」は、社員からのフィードバックを元に、会社の施策や制度の充実度が評価されます。ファイブグループはこの認定を受けるべく、様々な取り組みを行ってきました。例えば、不定期で実施される従業員との対話を通じて、仕事の本質的な意味や価値を再確認することに重きを置いています。
この仕組みは「SUP(ステップアップ)」と名付けられており、アルバイトスタッフを含む全ての従業員に対して、各自の役割と社会における意義を確認する機会を設けています。これにより、従業員が自身の仕事の重要性を感じられるようになります。
地域貢献への取り組み
ファイブグループは、2020年度から全店舗でチャリティーメニューを展開し、地域の子ども食堂支援を行うなど、地域貢献に積極的に取り組んでいます。この活動は毎月の社内報で情報を共有しており、アルバイトスタッフも参加できる子ども食堂やビーチクリーン活動などを通じて、会社全体の地域貢献意識を高めています。
このような取り組みは、地域とのつながりを強化し、会社の理念である「楽しい」を広げる力となっています。地域社会に根を下ろしながら、重要な役割を果たしていく姿勢が評価されています。
顧客からの評価を重視
ファイブグループは、顧客満足を追求するため、店舗ごとの「また来たいKPI」という独自の指標を設定しています。これにより、顧客に「また訪れたい」と思わせる体験を提供することを重視しています。この指標は、売上や来店数ではなく、顧客のフィードバックに基づいて数値化され、全従業員に成果を共有する仕組みです。
働きがいを実感する環境
これにより、アルバイトスタッフを含む全従業員が自身の仕事の価値や「働きがい」を実感し、自分が貢献できているという実感を得ています。こうした環境が、ファイブグループの職場文化を支える土台となっています。
働きがいのある会社とは?
働きがいのある企業として認定されることは、たんなる名誉ではありません。この認定は、従業員が職場で「特別な意味」を見出し、自身の働きに誇りを持てる環境が整っていることを示しています。また、同社は「健康経営優良法人」としても7年連続で認定されるなど、働く人の健康を重視した取り組みも行っています。
終わりに
ファイブグループは「楽しい」を基軸にした事業展開を通じて、他の企業に影響を与える存在となることを目指しています。社員が自分の仕事に満足し、地域に貢献する姿勢を貫くファイブグループの取り組みは、21世紀を代表する飲食カンパニーへの道を突き進んでいます。今後の動向から目が離せません。