医療AI資格誕生
2025-06-17 09:28:36

新時代の医療を支えるAIプロンプトエンジニアリング資格の創設

医療現場でのAI活用を進める新資格が誕生



一般社団法人医療人材養成支援機構が、2025年5月6日付で新たに岡本弘野氏を副理事長に迎え、医療とAI分野に新風を吹き込むことが決まりました。さらに、同機構は2025年7月1日から「AIプロンプトエンジニアリング基礎資格」と「AIプロンプトエンジニアリング実践資格」を新たに発行することを発表しました。これにより、医療分野におけるAIの実用化が加速されることが期待されています。

岡本弘野副理事長のプロフィール



岡本氏は、東京大学松尾研究室で行った画像分類研究や生成モデル、異常検知に関する研究を基に、多くのAIプロジェクトを手掛けてきた専門家です。彼の指導の下、新たに設けられる資格制度は、医療現場のニーズに即した内容となっており、受講者は基礎から実践までのスキルを体系的に学ぶことができます。

新資格の内容



1. AIプロンプトエンジニアリング基礎資格


  • - 対象者: AI初心者、医療従事者、一般企業の従業員
  • - 内容: プロンプトエンジニアリングに関する基礎的な理論や実践手法を学びます。
  • - 特徴: 医療現場での具体例を含む実践的なカリキュラムです。

2. AIプロンプトエンジニアリング実践資格


  • - 対象者: AIの専門家やシステム開発者、上級者
  • - 内容: 高度なプロンプト設計技術や業務効率化の手法を習得します。
  • - 特徴: デジタルトランスフォーメーション(DX)に特化した専門スキルを身につけることができます。

代表理事と副理事長のコメント



この新しい取り組みについて、代表理事の櫻井英行氏は、「岡本副理事長の就任により、当機構のAI技術基盤がさらに強化されます。研究と実業界での経験を活かし、医療における真のAIの活用を進めていきます」と述べています。また、岡本副理事長は「この資格制度を通じて、医療従事者がAIを効果的に活用できる環境作りに寄与したい」と意気込みを語っています。

今後の展開



医療人材養成支援機構では、今後、次のような取り組みを強化していく予定です。
  • - 医療特化型のAI研修プログラムの拡充
  • - 実践的なAI活用コンサルティングサービスの提供
  • - 医療業界におけるDX推進のためのAIツール開発支援
  • - 産学連携によるAI人材の育成を加速させる

機構について



当機構は、東京都渋谷区に拠点を構え、医療分野におけるAI技術の活用と人材育成を通じて医療の質向上を目指している組織です。AI技術の基盤となる研究成果をもとに、オンライン研修や資格発行などのサービスを提供し、AI技術の実践的な活用を推進しています。

新しい資格制度を通じて、ますます進化する医療現場にAIがどのように寄与していくのか、今後の動向に注目していきたいですね。


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