クォンタムフラワーズ&フーズが神戸でバイオテクノロジー学会に出展する理由
2025年9月5日から7日にかけて、神戸大学の六甲台第二キャンパスで開催される「第42回 日本植物バイオテクノロジー学会」に、株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)が出展します。このイベントは、植物バイオテクノロジーを研究する学者や実務者が集まり、最新の技術や研究成果を共有する重要な機会です。
最新技術「中性子線スピーディ育種®」を紹介
QFFが提供する「中性子線スピーディ育種®」は、この技術がもたらす革新性と効率性から特に注目されています。最短で1年以内に新しい植物の系統が、さらには微生物ではわずか1週間で新系統が創出されるというこの技術は、従来の方法に比べて15倍から300倍の高効率で突然変異を誘発することができます。これは、気候変動や人口増加に対する解決策として、世界的なニーズに応えうる重要な技術です。
フードテックの実証成果を展示
大会では、QFFのさまざまな実績も展示されます。具体的には、高栄養野菜や耐暑性の花卉、さらには機能性乳酸菌など、最新の植物や微生物の品種改良事例が紹介される予定です。これにより、来場者は実際の研究成果に触れ、その効果や応用範囲を見極めることができます。
共同研究・育種相談コーナー
さらに、QFFは大学や企業、自治体向けに、技術導入スキームを個別に提案する相談コーナーも設けます。この機会を通じて、育種ニーズを持つさまざまな組織と連携し、共創を促進していく考えです。
大会概要と参加方法
大会はハイブリッド方式で開催されるため、オンライン参加も可能です。公式サイトにて事前に情報を確認し、当日会場にて参加申し込みを行ってください。参加費は現金での支払いが必要で、名刺をお持ちの来場者には技術資料が提供されます。
産業界における重要性
気候変動により作物の生育条件が厳しくなっている中で、QFFの育種技術は新たなソリューションを提供します。特に、ターゲット遺伝子が未解明で従来技術が困難だった微生物育種においても、効果的なアプローチを可能にします。これにより、農業だけでなく様々な産業分野において新たな可能性が広がります。
まとめ
今後多様な育種ニーズが高まる中、QFFの先進的技術がどのように社会課題の解決に寄与するのか、バイオテクノロジー学会での出展を通じて実証していく予定です。このイベントは、同社の技術がどのように未来の農業や産業をリードするのかを体験できる貴重な機会となるでしょう。興味のある方はぜひ神戸大学でのイベントにお越しいただき、その進化を目撃してください。