新規事業創出を加速する『INOBRIDGE』サービス登場
seeink株式会社(東京都渋谷区)は、法人間の新たなビジネス創出を支援するサービス、INOBRIDGE(イノブリッジ)をスタートさせました。このサービスは、大手企業同士をマッチングし、実際の事業立ち上げまでを包括的に支援することを目的としています。
サービス開始の背景
seeinkは、創業以来、100社以上の企業で新規事業の創出を支援してきました。その中で、異なる企業のアセットを統合し、効率的かつ効果的な事業立ち上げが可能であることを確認しています。しかしながら、従来のビジネス関連イベントやコミュニティでは、単なる名刺交換や情報共有で終わってしまうケースが多く、具体的な協業や事業化に至らない問題がありました。
このような状況を受け、seeinkは、既存のノウハウを活用し、プロジェクトの推進やパートナーの選定など、実際の事業立ち上げに向けた支援体制を整えることに至りました。これにより、より多くの企業が新規事業創出に成功することを目指しています。
『INOBRIDGE』サービスの特徴
INOBRIDGEでは、以下のポイントを重視しています。これにより、従来のコミュニティやイベントとは異なる、実践的な事業創出支援を行います。
具体的なヒアリング
参加企業が提案する新規事業の概要や課題、持つアセットを丁寧に聞き取り、企業文化まで考慮したヒアリングを実施します。この過程が、マッチングの精度を高めるカギとなります。
最適なマッチング
ヒアリング結果を元に、seeink独自のアルゴリズムを駆使し、企業の相性に最も合ったパートナーを見つけ出します。このプロセスにより、毎回スムーズな共創が実現されます。
伴走支援による事業立ち上げ
企業間でのプロジェクトが発足した後も、seeinkが常にサポートを行います。実証実験から事業化まで、持続的に関与し、成功に導くための道筋を示します。
参加要件
このサービスは、企業売上高が100億円以上の組織に所属する新規事業の担当者が対象です。大手企業が持つ知識やアセットを最大限に生かし、新たな価値を生み出すことが期待されています。
代表・事業責任者のコメント
代表取締役の日比野由空氏は、「オープンイノベーションの概念が広まりつつあるが、大手企業同士の具体的な連携を見かける機会はまだ少ない」とし、新たな価値の創出には、企業が有する資源の相互活用が不可欠であると強調しました。
事業責任者の澤口慶一朗氏も、企業同士の連携支援の重要性を訴え、INOBRIDGEの導入が新たなビジネスの創出を促進することを示唆しています。さらに、気軽に問い合わせをしてほしいと呼びかけています。
まとめ
INOBRIDGEは、企業の連携を通じた新規事業創出を目指す新たなサービスとして非常に注目されています。大手企業が持つ豊富なリソースを求め、社会にインパクトをもたらす事業を生み出すチャンスを提供します。この取り組みを通じて、充実したビジネス環境の確立につながることを期待しています。
お問い合わせ先は、seeink株式会社の公式サイトまたはメールアドレスで行うことができます。詳しい情報は『INOBRIDGE』のウェブサイトを参照してください。