新しい聴診体験
2025-10-27 15:20:19

シェアメディカルが新たに発表した遠隔聴診デバイス「Nexstetho HUB」の魅力

シェアメディカルが新たに発表した「Nexstetho HUB」



遠隔医療の分野で革新をもたらす新製品が登場しました。医療ICTソリューションを提供する株式会社シェアメディカルが発表した「Nexstetho HUB」は、デジタル聴診デバイス「ネクステート」と併用することで、オンライン診療において高品質な遠隔聴診機能を実現します。特に、患者と医師が対面で行うようなスムーズな診察が可能になる点が注目です。

オンライン診療における課題



従来のオンライン診療では、特にD to P with N型(医師・看護師が患者と対面するスタイル)において、患者用のマイクと聴診器の音声入力を切り替える必要がありました。この切り替え操作がトラブルの原因となり、診察の流れを中断させることが多く、看護師に大きな負担を強いていました。患者の問診が進む中で、聴診器とマイクの接続がうまく機能しないと、患者のケアに支障が出るのは避けたいところです。

「Nexstetho HUB」の優れた機能



「Nexstetho HUB」は、これらの切り替え問題を解消し、問診と聴診をシームレスに統合します。医師はオンライン診療システムを介して、「息を吸ってください」や「吐いてください」といった指示を出しながら、看護師が患者にネクステートを使って聴診を行うことで、その音声を途切れることなくリアルタイムで聴取することができます。これにより、医師は対面診療と変わらない自然な感覚で聴診を進めることが可能になり、診断精度を高めつつ、現場のスタッフの負担を軽減します。

特に、救急現場や遠隔地の専門医が患者を診察するシーンでは、高品質な遠隔医療が求められます。「Nexstetho HUB」は、医療MaaS車両などの新たなシステムにも対応し、医師の移動をスムーズにし、患者のニーズにこたえることが期待されます。

日本救急医学会総会での展示デモ



「Nexstetho HUB」は、2025年10月28日から30日までの間、大阪で開催される第53回日本救急医学会総会にて初めて一般公開されます。この総会では、MONET Technologiesが出展する医療MaaS車両内で、ウィーメックスのオンライン診療システム「Teladoc HEALTH」と接続したデモンストレーションが行われる予定です。参加者は、次世代の遠隔聴診の仕組みを直接体験できる機会を得ることになります。

まとめ



「Nexstetho HUB」は、オンライン診療の未来を切り開く期待の新製品です。高品質な聴診機能を提供することで、医療の現場における効率化と診断精度の向上を実現し、今後の医療サービスの質を高める重要な役割を果たすことが期待されます。まさに、現代の医療現場における必需品と言えるでしょう。


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