家業を継ぐ新たなリーダーたちに光を
現代の日本において、家業を継ぐ女性たちが直面する問題は少なくありません。特に、中小企業は日本の99.7%を占めるにもかかわらず、女性経営者の数はわずか8%に過ぎず、「娘には継がせない」という文化や育児・介護との両立の難しさが障壁となっています。こうした背景から生まれたのが、日本初の「あとむすアワード」です。このアワードは、家業を担う女性経営者や後継者を讃え、彼女たちの経営哲学や実績を広く知らせることを目的としています。
アワード設立の意義
「あとむすアワード」は、単なるビジネスの成果を超え、「愛の経営」を基盤にした新たな経営のかたちを提案します。受賞者は、社員や地域、さらには家族への思いやりを持ちながら、持続可能な組織を築く女性たちです。このアワードが目指すのは、声なき挑戦に光を当て、女性経営者の経営スタイルや成果を社会に伝えることです。
私たちの挑戦
一般社団法人日本跡取り娘共育協会は、2019年の設立以来、全国130名の女性後継者ネットワークを構築し、様々な支援プログラムを通じて地域経済の活性化に寄与しています。今後は、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を利用した支援プロジェクトも行い、共感を呼ぶ仕組みを作る計画です。
アワードの特徴
「あとむすアワード」では、以下の3つの価値観を重視した経営スタイルを評価します。
1.
Well-being
周囲の幸せを重視し、関わるすべての人々を大切にする経営
2.
Sustainable
地域の持続可能な循環を大切にする経営スタイル
3.
Diversity
個々の能力を活かし、多様性のある組織を推進する経営
受賞者には、メディア露出や大学・金融機関との連携の機会が用意され、次の成長へとつなげる支援が行われます。
応募概要
アワードへの応募対象は、地域の未来を担い、愛をもって人と企業を牽引する女性リーダーです。家業を継ぐ予定の女性経営者や、支えるスタッフからの推薦も受け付けています。
- - 応募期間:2025年12月28日(日)まで
- - 応募方法:公式サイト内のエントリーフォームから応募
- - 表彰内容:大賞1名、入賞4名
- - 受賞者特典:特別コンテンツ招待、メディア掲載等
審査と授賞式
厳正な審査は、家業承継や女性活躍の第一人者によって行われ、授賞式は2026年2月15日に渋谷スクランブルスクエアで開催予定です。
この「あとむすアワード」が、家業を継ぐ女性たちの新たな挑戦をサポートし、地域経済を活性化させる一助となることを願っています。ぜひ、皆様の応募をお待ちしています!
公式サイト:
あとむすアワード公式サイト