三洋堂書店が無人店舗ソリューションを導入し新たな営業スタイルへ

三洋堂書店が新しい営業形態を導入

三洋堂書店はこの度、HOUSEI株式会社が提供する最先端の無人店舗ソリューションを導入し、2024年4月より新しい営業スタイルをスタートします。この取り組みにより、三洋堂書店名張店（三重県名張市）を含む計19店舗が、スマート無人営業を実現します。昭和から続く書店業界も、近年のコロナ禍やデジタル化の影響を受けている中、これらの店舗の省力化や効率化、さらなる売上拡大が期待されています。

スマート無人営業の新たな魅力

三洋堂書店では、有人店舗に加え、新たに無人営業時間を設けることで、営業時間を大幅に拡大します。具体的には、通常の営業時間は9:00～21:00となり、それに続く新たなスマート無人営業時間は21:00～24:00です。これにより、時間を気にせず書籍を楽しむことができる環境を整えています。

三洋堂書店の関係者は、「スマート無人営業」によって、従来の営業時間短縮傾向から脱却し、訪れる楽しさやワクワク感を提供する店舗へと進化するとコメントしています。また、今後もさらなる無人店舗を展開する計画があると述べています。

無人店舗ソリューションの実態

HOUSEIが提供する「無人店舗ソリューション」は、AIやIT技術を活用した新たな運営支援サービスです。このサービスは、非対面での接客や働き方改革、人手不足の解消といった多くの課題に対応することを目的としています。特に三洋堂書店では、顔認証技術「WelcomID」を活用し、スムーズな入店体験を実現しており、安全性と利便性を兼ね備えています。

現在、三洋堂書店の68店舗の内、以下の19店舗がこの無人営業を行っています：

- スマート無人24時間営業店舗：本新店、よもぎ店、下恵土店等
- スマート無人閉店店舗：石岡店、養老店、名張店等
- スマート無人開店＆閉店店舗：せき東店

これらの店舗では、無人決済サービスや監視サービスなども提供されており、より快適な買物体験ができるようになっています。

今後の展望

三洋堂書店は、「無人店舗ソリューション」の導入により、今後も店舗数を増やし、書店だけでなくさまざまな業種において新しいビジネスモデルを実現しようとしています。これにより、書店業界が抱えるさまざまな課題を解決し、未来の店舗の在り方を再定義することが期待されています。

また、HOUSEIは、DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進するために、さまざまな業界のパートナーシップを募集中です。詳しい情報については、公式サイトをご覧ください。(HOUSEI公式サイト)